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help リーダーに追加 RSS 勝者と敗者を分けるのは“今”〜プロ野球セパ交流戦の順位決定方法に異議あり

<<   作成日時 : 2008/06/24 22:40   >>

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 プロ野球セパ交流戦はソフトバンクホークスの優勝で幕を閉じた。2位は阪神タイガース。

 ところが両チームはともに15勝9敗と、数字のうえでは並んでいる。なのにソフトバンクが優勝。なぜか。同率で並んだ場合は前年の交流戦の順位が上であった方を上位とする、という順位決定方法のせいである。

 これはおかしいと思う。いかにも日本的といえばいえるのだが、スポーツの本質から逸脱している。断っておくが、ファンである阪神が優勝できなかったから文句を言っているのではない。僕がこれから述べることは間違った意見ではないはずだ。

 どのスポーツにおいても、勝者と敗者を分ける要素は“今”にある。今この場所でどれだけ実力を発揮できたか、それがすべてなのだ。この潔さと公正さに魅かれて、観客はスポーツに感動する。競技者は未来の中の“今”に目標を定めて努力する。

 そう考えると、同率で首位に並んだソフトバンクと阪神のどちらを優勝とするかにおいて、前年の成績という要素を介入させてソフトバンク優勝としたのは、スポーツの本質に反していると言わざるを得ない。柔道五輪代表の選考に関し、選考会の成績より過去の実績を重視した代表選出に異議を唱えた人が少なからずいたが、純粋なスポーツウォッチャーであれば違和感を覚えて当然だと思う。ヒット曲がなくても出られる紅白歌合戦じゃあるまいし、あくまで当該大会の成績に決定基準を求めるべきである。今年の交流戦であれば、ソフトバンクと阪神の直接対決における成績、あるいは得失点差など、スポーツの本質に反しない“今”を基準にした順位決定方法はいくらでもあるではないか。こんなところにも、この国のスポーツ文化の程度の低さはあらわれている。

 直接対決の成績でも得失点差でも阪神の方が上へ行くから主張しているのではない(そう聞こえるかもしれませんが)。ともあれ、試合数が24と少なく同率で並ぶ可能性が高いだけに、来年以降の改善案として一考を願いたいと思う。

付記 勝ち=4点、引き分け=2点、負け=0点。ここに、8点以上取った=1点、5点差以上の勝ち=1点、1点差負け=1点といったボーナス点をつける勝ち点制というのも、戦術の変化が見られておもしろいと思います。5点差にするための送りバント、最低でも1点差負けを狙うクローザーの投入など、戦術の変化が見られておもしろいのでは?

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