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help リーダーに追加 RSS “やりたいディフェンス”〜全国高校ラグビー、大学選手権準決勝TVマッチから

<<   作成日時 : 2009/01/03 01:43   >>

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画像 正月はラグビーで始まる。元日の3回戦までを観てこの高校といえば、京都成章。

 組み合わせをひと目見て、京都成章のいるブロックはおもしろいなと思っていた。同校は順当なら2回戦でBシード、東海大仰星と当たる。大阪第3代表予選決勝、常翔(前の大工大高)に勝った仰星を見た印象はクレバーなチーム。花園で勝つたびに力をつけていくチームの典型であるな、と。反面、その試合からは相手を完膚なきまでに叩きのめすような豪宕さは感じなかった。1試合消化したあとに仰星。京都成章にとってはチャレンジャー精神がパフォーマンスに表われやすい、いい相手だった。そこを10×7で勝利し、同様にしてBシード仙台育英を下してきた秋田中央を撃破。準々決勝に唯一残ったノーシード校として清々しいプレーを期待したい。

 この1試合をと尋ねられたら、3回戦、常翔啓光vs東京。3×0、後半終了間際まで東京リード。低いタックルをボールキャリアーに突き刺し、裏へ出たプレーヤーに対しても諦めずにしつこく食い下がる。だが自陣5メートルライン付近からの連続攻撃でインゴールへ辿り着き、なんとか徳俵で逆転勝ちを収めた常翔啓光の冷静沈着ぶりには舌を巻いた。やりたいディフェンスをした東京、やってきたことを信じていた常翔啓光。ほんの紙一重なのに勝負の世界は非情だ。ノーサイドの笛、東京はこうべを垂れて蹲り、常翔啓光の喜びには安堵の色が濃く滲んでいた。こんな試合が大舞台でできたチームは、もはやどちらも勝者であるといえる。

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 東京が常翔啓光を相手に出し切った“やりたいディフェンス”は、2日の大学選手権準決勝の明暗を分けるキーワードだったような気がする。とくに36×12、早稲田が東海を下した試合において。

 HO岸直弥、左FLマイケル・ジェフリー・リーチ、bWジョシュア・ランギ・マウが他のプレーヤーとともに暴れまわるのを抑えるのは難仕事だ。しかし、止まっている場面を封じるのはそれより少し容易かもしれない。止まった場面とはすなわちセットプレー、ラインアウトとスクラムのこと。この2つに劣勢が続くうち、東海は気持ちが小さくなっていったのだろう。強いはずの接点の攻防に負け始めたのだ。
 
 やりたいディフェンスができれば攻撃は冴える。チャンスを次々とものにした早稲田のワンサイドゲームとなった。2トライを返す後半の終わり頃になって、ようやく東海らしさが出た。ボールキャリアーの上半身が常に前に出ていて、相手に止められた時に体を後ろに向けてサポートプレーヤーを待つ。仲間が現われればオフロードパス。これまでやってきたことをあたりまえにプレーするまで、ここまで時間がかかった。準決勝の国立初登場というシチュエーションは想像以上の威圧感を与えるのかもしれない。

 帝京vs法政は36×10、帝京○。勝負の行方を左右するポイント、法政に生きた球を出させない、を帝京は当然のごとく実行。スクラムでも帝京は優位に立ち、意識が内へ寄らざるを得ない法政を外で仕留めるなど、らしさが如何なく発揮された。

 1月10日の決勝は早稲田vs帝京。対抗戦グループでは18×7、帝京が勝利している。この試合、ブレイクダウンに競り勝ち、15人が一体になれたのは帝京だった。やりたいディフェンスができるのはどちらか。早稲田vs帝京第2ラウンドは凌ぎあいを堪能したい。未知なるプラスアルファは挑戦者早稲田に秘められていると思うが、それが出るかどうかはディフェンスの出来にかかっている。

付記 早稲田vs東海は東海が勝つと思ってました。予想外の大差にちょっと残念。来季の東海はこの敗戦をばねに逞しくなっていることでしょう。高校ラグビーはラグマガの付録「全国高校大会完全ガイド」を傍らにTV観戦。「うちのマネージャー」を北から南まで全部チェックしたのは僕だけではないはず……。いちばんかわいいのは……尾道高校のクーチャン。……ラグビー部が飼ってる犬です。

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内 容 ニックネーム/日時
今年もよろしくお願いいたします。現場で観た印象でも東海は”ガチガチ”でした、また国立経験無しは早稲田の最初のトライに現れましたね、ちょうど私の目の前だったのですが、東海の選手が”ここがラインかよ!”と発言していました、エンドラインをサッカーのラインと見間違っていたのです!。国立初体験がいい肥やしになったことでしょう。話は変わりますが、1/3の神戸vsサントリーはどのように解釈していいのか、ここはぜひ教えてほしいものであります・・9月のIBM戦から大きく変わった神戸を期待した立場からは・・・なんやねん!・・が正直な印象でしたが どうでしょうか?
kinotom
2009/01/04 10:55
今年もよろしくお願いいたします。現場で観た印象でも東海は”ガチガチ”でした、また国立経験無しは早稲田の最初のトライに現れましたね、ちょうど私の目の前だったのですが、東海の選手が”ここがラインかよ!”と発言していました、エンドラインをサッカーのラインと見間違っていたのです!。国立初体験がいい肥やしになったことでしょう。話は変わりますが、1/3の神戸vsサントリーはどのように解釈していいのか、ここはぜひ教えてほしいものであります・・9月のIBM戦から大きく変わった神戸を期待した立場からは・・・なんやねん!・・が正直な印象でしたが どうでしょうか?
kinotom
2009/01/04 10:55
 明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします
 間もなく5日なろうとする時に、新年のご挨拶とは、汗顔の至りです。今年もなぎささんの切れのある観戦記、そして味わい深い書評、とても楽しみにしています。ちなみに、今日は東京から新神戸に向かうの中で、蓮見圭一さんの「誰の中にでもいる彼」(角川文庫)をずぅ〜っと読んでました。すっかり蓮見さんに嵌ってます
ウルトランナー
2009/01/04 22:27
 kinotomさん、コメントありがとうございます。今年もよろしくお願いします
 ピッチと距離のある国立のスタンドで東海の緊張が伝わってきたということは、相当だったんでしょうね。いい経験になったことでしょう。
 神戸のサントリー戦大敗も、東海と同様にとは言いませんが、まあ肥やしというか薬だったのではないか、と。先ほど関連記事をUPしておきました。ただ、ちょっと波が大きいですね、このチーム。三洋戦大活躍のBK三銃士、菊池、山本、陣川各選手も不発でしたし。どう立て直すのか、に注目します。
なぎさ
2009/01/05 01:40
 ウルトランナーさん、コメントありがとうございます。今年も骨身を削りながら、がんばって更新していきます
 書評って難しいですよね。ここんとこUPしていませんが、自信を持って送り出す本にめぐりあってないんですよ。辛口批評はあんまり好きではないので。ウルトランナーさんお勧めの蓮見圭一氏の本、さっそく読んでみます
なぎさ
2009/01/05 01:44

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