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スコアボードの旗は正面スタンド前からバックスタンド方向、やや左から右。左から右に攻めるIBMにとっては風上だ。IBMのキックオフで試合開始。 IBMは13分に近鉄がラックで反則を犯したことによるペナルティで敵陣へ進むと、ポイントを作りながら少しずつ前へ。bWフィリピーネがインゴールへなだれ込む。しかし、ここには近鉄のディフェンダーが2人がかりで絡んできた。グラウディングできず。19分にもSH山中俊幸が裏のスペースへキック、自らチェイスしてもう1度キック、インゴールへ転がったボールは左WTB櫻井崇将と近鉄の左CTBアンドリュー・マイレーの追いくらべになる。マイレーが先にボールを押さえ、ドロップアウト。IBMは再び惜しいチャンスを逃した。 23分。近鉄は敵陣22メートル付近のラインアウトから右へ展開。SHキム・チョルウォンのパスを受けたSOジェームス・ヒルゲンドルフは順目でマイレーへ。マイレーが相手ディフェンダーを引きつけてから後方へふわっとボールを浮かす。ここに再びヒルゲンドルフ。ループでキャッチするとIBMのディフェンスラインにきっちりギャップができた。この隙を見逃さず前へ。ヒルゲンドルフが捕捉されたところへサポートランはFB坂本和城。見事な崩しを伴った美しいトライシーンだった。30分にはスクラムから近鉄が追加点。球を出すキムの横へマイレーが飛び出す。フィリピーネの壁をもろともしないマイレーの突進とコンバージョン成功により、15×0とした。 数的優位を生かしたいIBMは右CTBロイ・キニキニラウが後半開始早々に正面タッチ際をビッグゲイン。近鉄ディフェンダーを吹っ飛ばしてトライを決めると、コンバージョン成功で15×7に迫った。ようやくIBMが攻勢に転じる。フィリピーネは相変わらず強いし、FB忠伸はスペースをよく見て好キックを蹴る。14分のには感嘆のため息が出た。ショートパントを自らキャッチ、内へステップを切ってスワーブしながらフィリピーネへパスしたプレーは巧いの一語。落ち着いたキック処理で近鉄を懐へ入らせない。しかし、次の得点は近鉄、左WTB四宮洋平のトライ。20×7。負けられないIBMは25分過ぎ、途中出場のSH塩谷純司、SO加瀬隆之とボールをつないで展開、パスを受けた櫻井が快速を飛ばしてゴール前へ迫った。櫻井が捕まってラックとなったが、そこでIBMはサポートプレーヤーが横から入ってオフサイド。トライチャンスを潰してしまった。 まず勝った近鉄について。MOMには1トライの坂本が選ばれたが、この試合のマッチオフィシャルにはとのFB対決という視点があったのではないかな。マイレーだと思ったのだけれども。全体的な印象としてはミスはあったもののセットプレーが安定していたし、IBMのような縦を中心に攻めるチームに対するディフェンスが得意な近鉄にとってみればこれくらいは守れて当然、得点力の差でワンサイドのスコアにしたという感じだった。この勝利によって入れ換え戦へ回る心配のない10位以内、TL残留が確定した。昇格初年度でこの成績は立派、素直に褒め称えたい。日本一おもしろいラグビー応援が見られる近鉄は花園名物としてTLに君臨し続けなければならない。 NECがコカコーラWに敗れたことによって、日本選手権出場権を得る6位以内もにわかに熱を帯びてきた。来週、9位近鉄は現在6位にいるライバル、クボタとの直接対決が待っている。7位NECと8位トヨタが最終節でそれぞれサニックス、サントリーに敗れたとして、近鉄が4T以上かつ8点差をつけて勝てば勝ち点でクボタに並び、得失点差で順位はクボタの上を行く。NECがボーナスポイント入りの負けであってもそれが1点だけなら、勝ち点は同じ。得失点差を見ると近鉄が有利だ。近鉄ファンにとっては、近鉄を応援すると同時にサニックス、サントリーがんばれ!といったところだろう。第13節のホムスタ神戸の第2試合神戸vsヤマハはプレーオフ出場権をめぐる大一番だが、第1試合の近鉄vsクボタも見逃せない。 付記 IBMのジャージ、派手でいいんだけど背中のナンバーが見にくいですね。観戦記を書く立場としてはちょっと困ります。赤文字はやめてほしい。そういう意味では、ヤマハもご一考のほど、お願いします。 |
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なぎささん、こんにちは。 |
大魔神 URL 2009/01/14 00:56 |
大魔神さん、コメントありがとうございます |
なぎさ 2009/01/15 00:42 |
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