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zoom RSS アレが2メートルの世界――ワイドショー報道で遊ぶ

<<   作成日時 : 2016/07/08 21:30   >>

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画像 サッカー日本代表の長友佑都(敬称略、以下も同じ)と女優、平愛梨の交際が明らかになった。長友は取材に対し、「大切な人だし『アモーレ』ですね。イタリア語で『愛する人』という意味です」とコメント。以来、メディアもサッカーファンも何かにつけて『アモーレ』を連発していて、この言葉が今年の流行語大賞にノミネートされるのはほぼ確実と思われる。流行度とインパクトという意味では今のところ、『ゲスの(極み不倫)』が一番だが、こちらは当事者のベッキーがテレビ界から干されたことを鑑みると、ノミネートすら見送られる公算が大きい(干された人を表彰式に呼ぶわけにはいかない)。

 以前、しりとりエッセイの「勇気」に、アスリートと女優やモデル、女子アナが交際しているというニュースを聞くたびに憤慨する知人のことを書いた。彼は「アスリートは美人とつきあってはいけない、結婚してはいけないという法律ができたらいいのに。女優やモデルとつきあって世の中の男を落胆させておきながら、何が『勇気を与えたい』じゃ。やってることが矛盾してるやろ。勇気を与えたいって本気で思ってるんやったら、とんでもないブスとつきあえよ、このチンカス!」とまあ、言いたい放題である。

 彼は、法を破った者にはコーナンで買ってきた高枝切りバサミで局部を切断する刑罰を与えるべき、と提唱していた、彼が独裁者になって日本を支配するとアスリート受難の時代が到来するが、仮に今、そういう世界だったとしたら、と想像してみる。かつてサッカー日本代表のサポーターが赤い鳥の「翼をください」をうたっていたことがあったけれど、チンポを切られた長友は、この曲を以下のような替え歌にして、つらさを紛らわせるのではないだろうか。

 《いま富とか名誉ならば いらないけど チンポがほしい このコーマンにチンポを入れて 激しく突きたいよ 去勢されない 自由な国で せめてセンズリを こきたい……》

 タイトルは「チンポをください」か。昔、放送されていた深夜番組、「北野ファンクラブ」でビートたけしがうたっていた替え歌みたいだ。あのコーナー、いつも笑い転げながら見ていたっけ。

 チンポのない長友に寄り添う平愛梨。永遠の愛を誓っていても、指と玩具だけでは、満たされない思いがくすぶるに違いない。その隙を狙ってファンキー加藤が現われると、大変なことが起きそうだ。アンタッチャブル柴田英嗣の元妻に続き、平愛梨にまで子種を仕込んだ、なんてことになりかねない。

 ふりかえれば、ファンキー加藤のW不倫は文字どおりファンキーだった。柴田の元妻が離婚を申し出た原因は加藤の子を妊娠したことにあった、というから驚きを禁じ得ない。柴田と元妻のあいだにはすでに2人の子供がいて、柴田は、新たに生まれてくる加藤の子も含めて子育てをサポートする、と取材に答えた。おまけに柴田と加藤は飲み友達。もうメチャクチャである。生まれてくる子供がかわいそうと言った人がいるけれども、柴田の元妻が出産する加藤の子は婚外子として、相続の際、不利な立場に置かれる。この法律上の規定が国際的にちょっと問題になっていて、海外の先進国から、日本は子供の人権をないがしろにしていると非難されている。そうしたシリアスなことをあらためて考えるには格好のサンプルかもしれない。

 加藤は柴田の元妻と関係を結ぶに至った経緯について、自分から声をかけ、「女性として魅力を感じたのは事実」と語った。無味乾燥、淡々とした表現が逆にエロい、と思ったのは僕だけだろうか。この言葉の裏には、手を出さずにはいられない、激しい欲求が見え隠れする。似たような状況を引っぱり出してくるなら、空腹に耐えかね、夕食を待ち切れずにむしゃぶりつく惣菜パンの魅力、である。ほしいと思ったものは、衝動的であればあるほど手に入れたときの感激が増す。夕食の旨さが惣菜パンによって損なわれることなど、もはやどうでもよくなるのだ。後先のことを考えず、柴田の元妻を腕の中に収めたときの加藤の歓びを想像する。生涯最高ともいえる至福のときだったに違いない。

 加藤と柴田のケースの場合、加藤の妻、柴田の元妻を併せた4人でコロニーを形成するのが、もっとも円満な解決法ではないだろうか。オーバークロスしながら愛し合い、精子の発射源が誰であるかについては深く考えずに子孫を増やしていく。そして欲求の赴くままに別の人間を愛してしまったときは、彼ら彼女たちも仲間に加えてコロニーの構成員が増えていくという、猿の群れみたいな生活を送るのである。でも、ここで猿を持ち出すと、年がら年中、欲情している人間と違って発情期にしか性欲を覚えない猿に失礼かもしれない。

 ちなみに、芸能界でコロニー化するとおもしろい例として、ほかに石田純一の一族が挙げられよう。石田の孫を、めぐりめぐって谷原章介が育てているというユニークなことになっているが、最後のサプライズとして、石田の義父、東尾修が、石田の前妻である松原千明の娘、すみれを妊娠させるというのはどうか。東尾は石田に向かって、

 「少なくともオマエに俺のおこないを非難する資格はない」

 と宣言するはず。まあ、これが現実になれば、すみれさんのファンである僕は少なからずショックを受けることになるが(ボートレースのCMに出ている彼女はホントにカッコいい。ついでにいうと、僕はお母さまも好きだった。松原千明さんは「探偵ナイトスクープ」の初代秘書、でしたね)。

 今年の初頭、ベッキーの不倫スキャンダルが世を賑わせた。だが、これは妻との不仲や離婚を匂わせた男に半ば騙された形で、よくある話だ。多少の居直りや虚偽の発言があったとはいえ、ベッキーがあそこまで叩かれることはない、と思う。ファンキー加藤のほうがよっぽどドラマチックかつ悪質だ。しかし、加藤に対するバッシングはそれほどでもない。男だから大目に見てもらえたのか。いや、違う。ベッキーに、妻が妊娠中にほかの女へ手を出した育休議員、宮崎謙介とスキャンダルが続いたせいで、世間は不倫バッシングに飽きているのだ。そう考えると、叩けば埃が出る、実は首が寒い政治家は、政治資金の私的流用をカミングアウトして謝罪するなら今がチャンスかもしれない。世間は、東京都知事を辞職することになった舛添要一のバッシングにエネルギーを使い果たしている。あとからバレるくらいなら、今、公表して平身低頭、謝っておいたほうが、名誉回復は早い。謝り方によっては男を上げる可能性すらある。

 最初に戻ろう。美人と交際したアスリートに局部切断の刑が執行される世界の話である。僕は、いくらなんでもそれは残酷すぎると思う。罪人にも救いの選択肢を用意すべきだ。そこで、長茎手術を施され、サイズを2メートルにさせられる――という刑を加えてはどうだろうか。局部を失うか2メートルに巨根化するかのどちらかを選択できるわけだ。

 2メートルになると、もはやパンツの中には収まりきらない。おそらく、胴体へコイル状に巻きつけることになろう。うまい具合に先っぽがズボンのジッパー部分へ来るようにしておけば、小便時の苦労はあまりないはずだ。ただ、風呂に入って隅々まで洗ったあと、体に巻きなおすのが面倒くさそうである(洗うのも面倒だが)。相撲取りがまわしを締めるときみたいに誰かに先っぽを持ってもらい、その場でクルクルと回るのがいちばん楽か。また、入浴風景もなかなか壮絶で、浴室はそこら中にポンプ車のホースが引きまわされた火災現場みたいになる。

 しかし、それよりも大変なのは勃起したときである。物干し竿の代わりになる、子供が逆上がりの練習をするのに好都合、といった効用はあるけれども、女と交わるには相当な不便を強いられる。女はサーベルの先に突き刺さったリンゴ状態、体位によっては棒高跳びの選手や蟻塚へ登っているようにも見えよう。

 ……とまあ、ニュースショーやワイドショー、情報バラエティー番組が喜んで取り上げる話題に接すると、僕はいろんなことを考える。そうした番組を原則的に観ないことにしているが、不意にチャンネルが合ってしまったとき、「おめでとう」か「けしからん」のどちらかだけを押しつけてくる作りが平凡すぎてつまらない、といつも思う。だから、想像の世界でたっぷりと多様化させてもらうことにしている。取り上げられるのが、海外の映画俳優のようにノーブレス・オブリージュの精神が詰まった高潔な考えを聞かせてくれる人たちであれば、不謹慎な想像を自制する気持ちが芽生えるか、そもそも最初からそんなことを考えないようになるのだろうけど。




付記1 本文中で引用したコメントはサンケイスポーツの記事に拠った。

付記2 そういえば、マンション・コンシェルジュの女性が合鍵を使って福山雅治宅へ侵入、奥さんの吹石一恵と鉢合わせするという痛快な出来事もあった。侵入の動機は福山のギターに触れたかったとのことだが、これが福山のチン毛がほしかったとかだったらもっとおもしろいのに、と僕は思った。で、“陰毛採集”に成功したものの、DNA鑑定してみたら吹石のものだとわかってがっかり、というオチはどうかな?

付記3 北川景子と結婚したDAIGOについては、この人の粗雑な言葉遣いがあまり好きでないこともあり、ちょっとばかし、やっかみが芽生えて、「オマエなんかKTIになればいいんだ」と思った。KTIの意味するところは「K=結婚した、T=途端に、I=インポ」。それはともかくも、次はとんでもない理由で早々に離婚して世の中を楽しませてほしい。DAIGOが北川景子のパンツを業界人に売って小遣い稼ぎしていたことがバレた、というような。使用済みノーマル1枚10万円、シミ付き15万円、経血付き20万円、なんてね。でも、ここまで暴走しておいてまともなことを書くのもなんだが、優香と結婚した青木崇高に対する僕の思いはまったく異なる。青木の出世作、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」(脚本は藤本有紀)は昨今のドラマには珍しく人物描写に愛が詰まっていて、スノッブで他罰的なセリフが皆無という秀れた作品だった。青木に好感を抱いた僕は今でも彼を当時の役名、“草々兄さん”と呼んでいることもあり、優香との結婚を心から祝福する気持ちになった。温かみのあるドラマでいい役を演じていたことによって正反対の気持ちになる……人間なんて勝手なものだとつくづく思う。

付記4 舛添要一が都知事を辞職した。本人は都議会で無報酬でもいいから続けさせてくれ、と懇願していた。だったら、やらせてあげればいいのに、と思う。その代わり、報酬どころか政治資金も交通費等の必要経費の支給もなし、公用車の使用も一切禁止にして完全に舛添の持ち出しになるように仕向け、財産を根こそぎ、むしり取ればいいのだ。たとえば「ヨーロッパへ1週間、視察旅行に行ってください。ファーストクラスのチケットとホテルはスイートルームを取っておきましたので。お付きはSPも含めて50人です。言っておきますが、これ全部、知事が費用を負担してください」というふうに。そして、任期満了まで辞職を許さない。結局、辞めることにしたのは、そういう条件を提示されたからだったりして?

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