返答に窮する~グレープバインで行こう・エアロビクスつれづれ(302)
ずっと以前にも書いたことがあるが、意見箱に投函された会員の意見というやつを館内に貼り出す必要があるのだろうか
。会員側が回答が求めている場合であっても、個人的意見に対する回答は個別になされるのが自然ではないかな、と。すべての会員の目に触れるようにすることと誠意の有無は別問題だし、こんなことに情報開示の概念を適用するのは大仰な気がする。
“ドラえもん”浜崎インストラクターが言った。
「上級エアロがかんたんすぎるっていう意見が張り出されてましたねえ
。野沢さんがかんたんなはずはないから、私か、もう1人の先生かなと思ってますけど」
“ノリノリのグルーヴエアロ”野沢さんのことはたびたび書いている。あれをかんたんすぎるっていう人は超難関コリオ専門のマニアであるうえにフルマラソンをさしたる練習なしに走りきってしまうスタミナの持ち主、つまりは行き過ぎた人だろう。上級エアロのプログラムが少ないとすぐに、自分のことかな、と思ってしまうのが担当イントラとしてはつらいところである。しかし、浜崎さんの口ぶりから察するに、直接本人には知らされていないようだ。クラブ側の回答を読むと、担当イントラに伝えておきました、の文言はなかった。それとも「もう1人の先生」にのみ伝え、その事実を回答には書かなかったのか。
ともかく、こういう話にはどう返していいのか困惑してしまう
。イントラさんは諸条件を考慮してコリオを練っているはずだし
。もし浜崎さんの上級エアロが超難関マニア路線へ転じたとすると、前列組は浜崎さんを質問攻めにして覚えて練習するという奥の手を使ってでも食い下がってくると思うけれども……。でもなァ、膝や足首に気になる箇所を抱える浜崎さんに無理をしてほしくない。
話の接ぎ穂に困った僕は「もう1人の先生」が誰がどう見ても美人
であることを喋り散らしておりました。そっちの方がデリカシーに欠く? すみません、女心がわからないもので
。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
“アームスの女王”石川インストラクターの上級エアロを受けるためにH店へ。レッスン開始前、今月の動きをおさらい練習する石川さんが、
「あれ? シャッセでビハインドのあとに何するか忘れたわ
。なんやったっけ?」
と訊くので教える。イントラ気分をつかのま味わった。
左右どちらの足を出してもいいような部分があり、4面回りで多少つかえはしたものの、これなら
、という出来。来週は対面モードが待ち構えていることだろう
。ここはいちばん気合いを入れて臨んでいるクラスなのだが、完璧にしてやるという気持ちをプレッシャーにせず楽しく、という切り替えが不思議とうまくいく。切り替えが利く理由として、明るく楽しく一生懸命というスタジオの雰囲気もあるかもしれない
。石川さんが参加者に手応えを感じていることを人づてに聞いているが、彼女は参加者のそうした気持ちを汲んだ接し方を常に忘れない。ものを教えるのに向いている人である
。
引き続いて島田インストラクターのローインパクト中級エアロ。先週はお休みしたが、余力のある今週はフォームを向上させる目的で参加を決めた
。上級エアロで一緒だった女性に、
「どんな先生?」
と訊かれる。№300でも同じ質問を受け、ハキハキしたかわいい人
、と答えて、そんなこと訊いてない
、と返された話を書いたが、ここは質問者の意図をきっちり察した受け答えをした。
難易度をいえば、かんたんな方に分類されるローインパクト中級だ。新しくレギュラー入りしたところだし、1週目に見たほかのメンバーのパフォーマンスからすると様子見から始めるのが無難に思える(この時上級エアロに出た男のうち半数が参加したが、もちろん彼らは除外。3月までの男性イントラには一切入る気を起こさなかったくせに、若い女性イントラとなるとしっかり前列キープなんだからまったくもう
)。正直なところ、石川組が求めるローインパクト中級としては少し物足りないことを匂わせると、
「ありがとう
。なぎささんがそう言うのなら間違いないよね
」
と言ってロッカーへ引き上げていった。島田さんにはなんか悪いことをしたような……
。イントラさんの味方である僕にとっては返答に窮する質問だった。それに、なぎささんがそう言うのなら間違いないって、すっかり評論家にされちゃってるではないか
。
このあいだエッセイ「修学旅行にはもう行けない」に書いたからいうわけではないが、島田さんは修学旅行のバスガイドさんにいそうなタイプだ。キャピキャピの萌え系リード
は無性にモノマネしたくなるけれども、かわいいかわいいだけじゃなくて参加者をイジるのも結構好きみたいだったりする
。Vステップに軽くアームスのコンビネーションが入る。石川さんの上級エアロに出てくるアームスを思えば朝飯前
。易々とクリアする僕を指差し、
「みんな見て! この人合ってる!」
不意打ちにびっくりしてそのあと間違えたじゃん
。
エアロ2連発のあとは筋トレする気も失せがち
。これはいけない
、と気分転換にエントランスの表へ出て外の空気を吸って休憩
していると、着替えを終えた島田さんが笑顔を一杯に振りまきながら
出てきた。
「お疲れさまでしたー!」
イントラになって1年と言っていたが、全身から溢れる新鮮さが眩しい
。キャリーバッグを引いて駅へ向かう島田さんは、すっかり春の匂いがするようになったそよ風と歩調を合わせるかのように、軽快な足取りで横断歩道を渡っていく。1人分の集客を減らしてしまったことにちょっとだけ後味の悪さが残った
。

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。会員側が回答が求めている場合であっても、個人的意見に対する回答は個別になされるのが自然ではないかな、と。すべての会員の目に触れるようにすることと誠意の有無は別問題だし、こんなことに情報開示の概念を適用するのは大仰な気がする。“ドラえもん”浜崎インストラクターが言った。
「上級エアロがかんたんすぎるっていう意見が張り出されてましたねえ
。野沢さんがかんたんなはずはないから、私か、もう1人の先生かなと思ってますけど」“ノリノリのグルーヴエアロ”野沢さんのことはたびたび書いている。あれをかんたんすぎるっていう人は超難関コリオ専門のマニアであるうえにフルマラソンをさしたる練習なしに走りきってしまうスタミナの持ち主、つまりは行き過ぎた人だろう。上級エアロのプログラムが少ないとすぐに、自分のことかな、と思ってしまうのが担当イントラとしてはつらいところである。しかし、浜崎さんの口ぶりから察するに、直接本人には知らされていないようだ。クラブ側の回答を読むと、担当イントラに伝えておきました、の文言はなかった。それとも「もう1人の先生」にのみ伝え、その事実を回答には書かなかったのか。
ともかく、こういう話にはどう返していいのか困惑してしまう
。イントラさんは諸条件を考慮してコリオを練っているはずだし
。もし浜崎さんの上級エアロが超難関マニア路線へ転じたとすると、前列組は浜崎さんを質問攻めにして覚えて練習するという奥の手を使ってでも食い下がってくると思うけれども……。でもなァ、膝や足首に気になる箇所を抱える浜崎さんに無理をしてほしくない。話の接ぎ穂に困った僕は「もう1人の先生」が誰がどう見ても美人
であることを喋り散らしておりました。そっちの方がデリカシーに欠く? すみません、女心がわからないもので
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“アームスの女王”石川インストラクターの上級エアロを受けるためにH店へ。レッスン開始前、今月の動きをおさらい練習する石川さんが、
「あれ? シャッセでビハインドのあとに何するか忘れたわ
。なんやったっけ?」と訊くので教える。イントラ気分をつかのま味わった。
左右どちらの足を出してもいいような部分があり、4面回りで多少つかえはしたものの、これなら
、という出来。来週は対面モードが待ち構えていることだろう
。ここはいちばん気合いを入れて臨んでいるクラスなのだが、完璧にしてやるという気持ちをプレッシャーにせず楽しく、という切り替えが不思議とうまくいく。切り替えが利く理由として、明るく楽しく一生懸命というスタジオの雰囲気もあるかもしれない
。石川さんが参加者に手応えを感じていることを人づてに聞いているが、彼女は参加者のそうした気持ちを汲んだ接し方を常に忘れない。ものを教えるのに向いている人である
。引き続いて島田インストラクターのローインパクト中級エアロ。先週はお休みしたが、余力のある今週はフォームを向上させる目的で参加を決めた
。上級エアロで一緒だった女性に、「どんな先生?」
と訊かれる。№300でも同じ質問を受け、ハキハキしたかわいい人
、と答えて、そんなこと訊いてない
、と返された話を書いたが、ここは質問者の意図をきっちり察した受け答えをした。難易度をいえば、かんたんな方に分類されるローインパクト中級だ。新しくレギュラー入りしたところだし、1週目に見たほかのメンバーのパフォーマンスからすると様子見から始めるのが無難に思える(この時上級エアロに出た男のうち半数が参加したが、もちろん彼らは除外。3月までの男性イントラには一切入る気を起こさなかったくせに、若い女性イントラとなるとしっかり前列キープなんだからまったくもう
)。正直なところ、石川組が求めるローインパクト中級としては少し物足りないことを匂わせると、「ありがとう
。なぎささんがそう言うのなら間違いないよね
」と言ってロッカーへ引き上げていった。島田さんにはなんか悪いことをしたような……
。イントラさんの味方である僕にとっては返答に窮する質問だった。それに、なぎささんがそう言うのなら間違いないって、すっかり評論家にされちゃってるではないか
。このあいだエッセイ「修学旅行にはもう行けない」に書いたからいうわけではないが、島田さんは修学旅行のバスガイドさんにいそうなタイプだ。キャピキャピの萌え系リード
は無性にモノマネしたくなるけれども、かわいいかわいいだけじゃなくて参加者をイジるのも結構好きみたいだったりする
。Vステップに軽くアームスのコンビネーションが入る。石川さんの上級エアロに出てくるアームスを思えば朝飯前
。易々とクリアする僕を指差し、「みんな見て! この人合ってる!」
不意打ちにびっくりしてそのあと間違えたじゃん
。エアロ2連発のあとは筋トレする気も失せがち
。これはいけない
、と気分転換にエントランスの表へ出て外の空気を吸って休憩
していると、着替えを終えた島田さんが笑顔を一杯に振りまきながら
出てきた。「お疲れさまでしたー!」
イントラになって1年と言っていたが、全身から溢れる新鮮さが眩しい
。キャリーバッグを引いて駅へ向かう島田さんは、すっかり春の匂いがするようになったそよ風と歩調を合わせるかのように、軽快な足取りで横断歩道を渡っていく。1人分の集客を減らしてしまったことにちょっとだけ後味の悪さが残った
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