エアロビクスを好きになる若い人は少ない~グレープバインで行こう・エアロビクスつれづれ(331)
「こないだ昼間のアクアビクスの代行に長谷川さんが来てん。めちゃくちゃおもしろかったわ~
」
本拠店古株会員、阿部さんが言っていた。やっぱり? おもしろかった?
長谷川インストラクターのレッスンはアクアもエアロも、外から眺めたことが何度かあるだけ。それでもわかった。どのクラスも非常に活気がある
。長谷川さんはひょっとして僕より年上の40代かもと思うが、“元気なおばちゃん”キャラを前面に押し出したレッスン。また聞きではあるけれども、H店の若い女の子会員のこんな声を耳にした。
「私、エアロはしないけど、長谷川さんの初級エアロには出る。楽しいから」
上級エアロにガンガン出ているマニアの選り好みではなく、エアロをしない人が好んで参加、リピーターになるというのはある意味偉大なことなのではないか、と思う。傍から見ていて感じることは、長谷川さんはエアロビクスという枠組みを超えて体を動かすことの楽しさを教えられる先生である、ということ。ここまでいくと徳が高いというか、スピリチュアルな領域に踏み込みたくなる世界だ。
中級エアロのレベルの高いクラスや上級エアロに出続ける若い人は、ほとんどいない。それどころか、皆無に等しいといってもいいかもしれない。僕の周囲だけならいいのだけれど
。長谷川さんの初級エアロには出ると言った女の子は、格闘技系ボディコンバットと筋コン系ボディパンプには積極的に参加している。H店のコンバットは千葉マリンスタジアムのロッテ応援団のような一体感で盛り上がるのが常。あの中に身を置くのはそりゃ楽しいだろう、と“コンバット戦士”でもある僕は素直に共感する。
その楽しさがエアロにはないように感じるのだ。何より、できなかったり間違ったりすると肩身の狭い思いを強いられるのがネック。僕だって、そんなこんなでいまひとつハジけないことがたまにある。こんなふうにしてエアロ離れが進行しているのではないか。コンバットには何気なく参加した人をハメてしまう力があるが、エアロには好きになりかけた人を挫折させる要素がある。
ベテラン面で態度のデカく、そのくせレッスンが始まると、架空の投資話に騙された主婦のような顔で他人のやることに厳しい目を光らせるオバハン。ああいうのがガンなのだ
。その厳しさを、自身の無駄肉を削ぐことに向ければいいのに。「グレープバイン~」シリーズで僕は極端なオバハン嫌いに受けとられないことをたびたび書いているけれど、それは違う。人間の下品なオバハンが嫌いなだけである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その点、お笑いエアロをやらせたらピカイチのニャン子などは、かなり異色の存在といえる。“炸裂する伊丹節”伊丹インストラクターの中級エアロで、
「あ、足合わへん
」
などとケタケタ笑っているのを目の前で見ると、楽しくやってこそだな、
と思う。
「ニャン子、足出すの早いって。こらっ
、こっちまでつられてもうたやないか。もう
」
こんなふうに道中ワイワイやりながら、最後の通しでビシッと決めに行く
。レッスン終了後、エアロ仲間山口さんが言った。
「2人を見てると漫才みたいやった。おもしろかったわ
」
先週お休みだった山口さんは、この日、僕にとっては臭い匂いを一掃する芳香剤の役割を果たしてくれた。彼女は他クラブにも遠征するベテランさんなのだけれど、温かみがあるというか器が大きいというか。僕のことをおもしろいと言いつつ、まじめさもちゃんとわかってくれている。山口さんについては、僕の中のスピリチュアルな声がイエスと言っている。
その前に組まれている“スマイル”池上インストラクターの上級エアロも、“理解者”山口さんがいるだけで楽しい時間になった。このレッスンは“ハードボイルドのなぎさ”でいこうと、別の意味で気合いが入り倒していた
のだが、後半はハードボイルドでもなんでもない。ノリのいいメンバーが前列、2列目を占め、最後の4面回りはまわりに引っぱられるようにして声を出す
。やっぱりこっちのスタンスの方が自分には合うよな
。
筋トレ
をして、フリースペースとして開放された第2スタジオでボールエクササイズをしていると、今しがた終わったヒップホップの練習をする5人組がいた。横で見ているだけでも、楽しそうだ
。またダンスをやろうかな、という気になる。この明るいオーラがエアロのレッスンに不足しているのだ。運動神経のよさそうなキャピキャピした若い人がコンバット、サーキット、パンプへと流れていくのを見るにつけ、そんな思いにかられる。
注 登場人物はすべて仮名です。

にほんブログ村
」本拠店古株会員、阿部さんが言っていた。やっぱり? おもしろかった?
長谷川インストラクターのレッスンはアクアもエアロも、外から眺めたことが何度かあるだけ。それでもわかった。どのクラスも非常に活気がある
。長谷川さんはひょっとして僕より年上の40代かもと思うが、“元気なおばちゃん”キャラを前面に押し出したレッスン。また聞きではあるけれども、H店の若い女の子会員のこんな声を耳にした。「私、エアロはしないけど、長谷川さんの初級エアロには出る。楽しいから」
上級エアロにガンガン出ているマニアの選り好みではなく、エアロをしない人が好んで参加、リピーターになるというのはある意味偉大なことなのではないか、と思う。傍から見ていて感じることは、長谷川さんはエアロビクスという枠組みを超えて体を動かすことの楽しさを教えられる先生である、ということ。ここまでいくと徳が高いというか、スピリチュアルな領域に踏み込みたくなる世界だ。
中級エアロのレベルの高いクラスや上級エアロに出続ける若い人は、ほとんどいない。それどころか、皆無に等しいといってもいいかもしれない。僕の周囲だけならいいのだけれど
。長谷川さんの初級エアロには出ると言った女の子は、格闘技系ボディコンバットと筋コン系ボディパンプには積極的に参加している。H店のコンバットは千葉マリンスタジアムのロッテ応援団のような一体感で盛り上がるのが常。あの中に身を置くのはそりゃ楽しいだろう、と“コンバット戦士”でもある僕は素直に共感する。その楽しさがエアロにはないように感じるのだ。何より、できなかったり間違ったりすると肩身の狭い思いを強いられるのがネック。僕だって、そんなこんなでいまひとつハジけないことがたまにある。こんなふうにしてエアロ離れが進行しているのではないか。コンバットには何気なく参加した人をハメてしまう力があるが、エアロには好きになりかけた人を挫折させる要素がある。
ベテラン面で態度のデカく、そのくせレッスンが始まると、架空の投資話に騙された主婦のような顔で他人のやることに厳しい目を光らせるオバハン。ああいうのがガンなのだ
。その厳しさを、自身の無駄肉を削ぐことに向ければいいのに。「グレープバイン~」シリーズで僕は極端なオバハン嫌いに受けとられないことをたびたび書いているけれど、それは違う。人間の下品なオバハンが嫌いなだけである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その点、お笑いエアロをやらせたらピカイチのニャン子などは、かなり異色の存在といえる。“炸裂する伊丹節”伊丹インストラクターの中級エアロで、
「あ、足合わへん
」などとケタケタ笑っているのを目の前で見ると、楽しくやってこそだな、
と思う。「ニャン子、足出すの早いって。こらっ
、こっちまでつられてもうたやないか。もう
」こんなふうに道中ワイワイやりながら、最後の通しでビシッと決めに行く
。レッスン終了後、エアロ仲間山口さんが言った。「2人を見てると漫才みたいやった。おもしろかったわ
」先週お休みだった山口さんは、この日、僕にとっては臭い匂いを一掃する芳香剤の役割を果たしてくれた。彼女は他クラブにも遠征するベテランさんなのだけれど、温かみがあるというか器が大きいというか。僕のことをおもしろいと言いつつ、まじめさもちゃんとわかってくれている。山口さんについては、僕の中のスピリチュアルな声がイエスと言っている。
その前に組まれている“スマイル”池上インストラクターの上級エアロも、“理解者”山口さんがいるだけで楽しい時間になった。このレッスンは“ハードボイルドのなぎさ”でいこうと、別の意味で気合いが入り倒していた
のだが、後半はハードボイルドでもなんでもない。ノリのいいメンバーが前列、2列目を占め、最後の4面回りはまわりに引っぱられるようにして声を出す
。やっぱりこっちのスタンスの方が自分には合うよな
。筋トレ
をして、フリースペースとして開放された第2スタジオでボールエクササイズをしていると、今しがた終わったヒップホップの練習をする5人組がいた。横で見ているだけでも、楽しそうだ
。またダンスをやろうかな、という気になる。この明るいオーラがエアロのレッスンに不足しているのだ。運動神経のよさそうなキャピキャピした若い人がコンバット、サーキット、パンプへと流れていくのを見るにつけ、そんな思いにかられる。注 登場人物はすべて仮名です。
にほんブログ村
この記事へのコメント