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zoom RSS 天理、息詰まる接戦を制する 早稲田はゲームをコントロールし切れず〜大学選手権2nd第1戦(2)

<<   作成日時 : 2015/12/16 21:30   >>

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画像 大学選手権2ndステージ第1戦、TV観戦記の(2)は花園の天理vs早稲田戦について。ロースコアの接戦。緊迫感が途切れない、スリル満点のゲームだった。こういうゲームを、どちらか一方に肩入れして観ると、胸が締めつけられるとともにますますラグビーの虜になること、請け合いである。大学選手権で初めて早稲田を破った天理にとっては歴史的な試合。バックスタンドには、全国高校大会へ出場する天理高校の部員の姿があった。兄貴分の勝利に大きくインスパイアされたのではないだろうか。


    ~~~~~~~~~

 【プールB ○天理大学14×10早稲田大学●

 前半0分、天理は相手ノックオンにより、敵陣10メートルと22メートルの中間左でスクラムを得た。9−10−11の右、10と11のあいだに12をデコイランナーに入れ、左WTB井関信介をオープン側で使った。外には決定力のある右CTBジョシュア・ケレビもリンク、面白いサインプレーだったが、早稲田はSO横山陽介と左CTB岡田一平が井関に立ちはだかり、岡田がボールをもぎ取った。ここでモールになり、下がらなかった天理にオフサイドの笛。2分、早稲田は敵陣10メートルへ進出し、ラインアウトを起点に2−8−9−10−11と左へ展開、左WTB山岡篤樹が22メートルまでゲインした。しかし3フェーズ後の左チャンネル1、右PR千葉太一がハンドリングエラー。相手ボールとなった。早稲田はSO王子拓也のキックを処理したカウンターアタックで藤田が2人を外し、観客を沸かせたが、直後、右へ回した先でノックオン。敵陣10メートル左端でスクラムを得た天理は、左PR佐田啓祐のコラプシングにより、6分、敵陣22メートルでラインアウトのチャンスを迎えた。2−6−9−10−8の右展開、センタークラッシュでbWファウルア・マキシを当てたあと、9−10−13と右へ回してケレビが右斜めランと、いきなり強いランナー2人が登場する。ケレビが山岡と右CTB盛田志に止められたラックから、9−10−12の左展開。HB団のあいだに2人のデコイランナーを使い、王子が深めの位置から相手に接近したあと、ショートパスを放した。アングルチェンジで走り込んだ左CTB金丸勇人がラインブレイク、敵陣奥へゲインして9−13の右。ケレビが8、15に2人がかりで阻まれたものの、9−1の左でフィニッシュする。7分、山口が2、6のタックルを、コンタクト姿勢の低さとヒットスピードで凌駕し、右中間へトライ。ケレビのコンバージョンも成功、天理が幸先よく7点を先制した。

 9分、早稲田はハーフウェイでキックキャッチした藤田が右WTB久保直人に詰められ、右後方へ放した所、右WTB本田宗詩がFB東口剛士のタックルに捕まった。結果、モールアンプレイヤブルとなり、天理ボールスクラム。ここで早稲田は千葉がアングルの反則をとられた。敵陣22メートル内でラインアウトと好機到来の天理は3次、9−10−13の左展開でマキシが盛田に倒され、右FL仲元寺宏行に絡まれて被ターンオーバー。相手タッチキック後のラインアウトを左LO加藤広人にスチールされたものの、早稲田が左へ大きく振った先、山岡がノックオンしたことにより、敵陣10メートルと22メートルのあいだ右端でスクラムとチャンスが継続した。9−10−13−15の左展開、ケレビのショートパスを東口がもらったラックから、ケレビが空いていた右サイドを前進。残り10メートルまで迫る。そこからチャンネル0〜1の近場勝負を6フェーズ。オフザゲートのPKを得た15分、ショットを選択する。しかし、ケレビのPGはわずかに左へ逸れ、不成功に終わった。

 その後もしばらくのあいだ、劣勢を強いられた早稲田だったが、21分、天理が自陣10メートル右のスクラムを起点に攻めた5次の左ワンパス、右FL島根一磨が孤立した所へbW佐藤穣司が絡んだ。ノットリリースボールのPK。このハーフウェイのラインアウトに始まる4フェーズ目、藤田が右奥へ好タッチキック蹴ったのをきっかけに、早稲田が主導権を握った。24分には敵陣22メートルでラインアウト。近場を3フェーズののち、SOの左に3人が並ぶフラットなアタックラインを形成し、9−10−13−12と左へ展開した。盛田と岡田のあいだは短いパス。天理は東口がパスコースに入ったが、インテンショナルノックオンをとられた。25分、早稲田は残り6メートルでラインアウトモールを組む。天理はタッチ際へ押し返して抵抗した。タッチを割ったこぼれ球へ最後に触れていたのは天理の選手という判定で、26分、早稲田は同位置のラインアウトで仕切り直し。加藤がスローをキャッチしてモールを形成したが、すぐにラックとなった。そこからフィールドモールを狙いつつ近場を突いたのち、9次攻撃で仕留める。9−10−12の右展開。天理は左FL李淳也が岡田に刺さった。岡田は真後ろへオフロードパスを放し、捕球した横山が右外へ回り込むようなラン。岡田のポイントへ防御が3人寄った天理のディフェンスは完全に後手を踏んだ。27分、横山の左内、至近距離へ藤田が走り込んでパスをもらい、右中間へ突き抜けるトライ。横山がゴールを決め、早稲田が7×7の同点に追いついた。

 早稲田は33分、敵陣10メートルと22メートルのあいだのラインアウトを起点に連続攻撃。激しく詰めてくる天理のプレッシャーに晒されながら7フェーズを重ねた。しかし、9−10−15の左展開で金丸に詰められて右へ浮かせた藤田のパスが、スローフォワード。直後、王子のキックを横山がチャージダウンしたものの、ボールはタッチ。ラインアウト後、王子のキックを前へ出て捕球しようした山岡はノックオンした。自陣10メートル右でスクラムを得た天理は、右8単のマキシが右手バックハンドのオフロードパスを久保へつなごうとする。右ショートサイドにおける8−14の連係は、先週の関西Aリーグ、同志社戦の後半にトライを挙げた形と同じ。ところが久保へパスが通らず、地面のボールをセービングしたSH藤原恵太の足がタッチラインにかかってしまった。37分、ハーフウェイを越えた位置でラインアウトを得た早稲田は2−8−9−10−12−15−11−14と右へ大きく展開、後方のオフサイドラインに守られる中、ラッシュする天理の防御ラインより先に大外へボールを運んだ。本田が敵陣22メートル内へゲインし、カバー防御の東口にタッチへ出されそうになった所で内へボールを生かす。この接点で早稲田にノックオンがあり、天理ボールスクラムとなったが、タッチキック後の39分、早稲田は敵陣22メートルでラインアウトと好機が継続する。ムーヴを入れて右LO桑野詠真がスローをキャッチ。天理はモールへ入らない策を使った。そしてHO藤浪輝人がボールキャリアへ直接はたらきかけていったが、ラインアウト解消前に飛び出していったカドでオフサイドをとられた。ラインアウト終了後であれば、このプレー自体は合法という通達がWRから出ている。何をもってラインアウト終了とするかは競技規則第19条の(b)を参照してほしいが、ラグビーマガジンの連載『ルール講座』で以前、「ボールがラインアウトからパス(中略)されたとき」という条文について、ジャンパーから後方のサポートプレーヤーへボールが手渡しされた場合もパスと見做す記述があった。たぶん、藤浪は後ろへ送られたと判断、同時にユーズイットの声をラインアウト終了と解釈してボールキャリアへはたらきかけたのだろう。これは現在、レフリーによって判定が異なることも多々あり、基準が曖昧なまま放置されている部分でもある。

 余談が長くなった。41分、横山がこのPGをきっちり決めて7×10。早稲田が逆転したところで前半が終わった。しかし、後半最初にチャンスをつかんだのは天理。横山のダイレクトキックにより、3分、敵陣10メートルでラインアウトを得た。2−5−9−10−12と左へ展開、王子と金丸のあいだに島根をアングルチェンジのデコイランナーで使い、そこへ早稲田の防御が2人寄ったことによって生まれたスペースを金丸が突破する。残り10メートルへゲインしたあと、藤原が右サイドを突いた。ここでサポートプレーヤーのマキシがボールの上へ蓋をするように倒れ込んでしまい、チャンスが潰れたかと思われたが、早稲田は直後のラインアウトでノットストレート。敵陣22メートル右でスクラムを得た天理は9−10−13−14と左へ振り、久保が左斜めに走った。この場面も13と14のあいだにデコイランナーが入った分、早稲田は久保に対するケアが遅れた。久保が本田に止められたあと、右チャンネル1を挟んで、9−13と左の狭いほうで逆目。ケレビがインステップで盛田をかわし、SH杉本峻も外した。フィジアン独特の舞うようなランで左中間へトライ。ゴールの2点を併せ、14×10、再び天理がリードを奪った。

 早稲田は9分、相手パスミスのボールをハーフウェイ付近で岡田が拾ってラック。9−10−15−22と左へ展開した。外は2対1の数的優位。天理は久保が藤田のコースを押さえつつ、パスの刹那に途中出場の左WTB鈴木亮へターゲットをシフト。追尾タックルを決めた。あたりまえのディフェンスかもしれないが、ジャパンの藤田を前に冷静に対処するあたり、久保は相当な大物である。そして、ピック&ゴーで前進しようとした本田を李がタッチへ押し出してピンチの芽を生んだ。直後の蹴り合いで早稲田は11分、藤田が天理を自陣22メートルへ後退させる好タッチキック。加藤がラインアウトスチールに成功したが、すぐに右PR木津悠輔に絡まれ、ターンオーバーされた。13分、ノットロールアウェイのPKで敵陣10メートルと22メートルへ進出した早稲田の好機は、ラインアウトに始まる2次、9−10−15と右順目へ回した所で藤田が井関に詰められ、落球して頓挫。天理はルーズボールを獲得した2次、9−15と左へ回し、東口がしぶといゲインでハーフウェイを越え、2フェーズ後に井関がキックを蹴る。早稲田は鈴木が捕球、カウンターランで裏へ抜け、敵陣10メートルを越えた所で左奥へキックを蹴った。4人くらいがチェイスしていて大チャンス到来と思われたが、天理は逆サイドから井関が戻ってボールに先着。ロングキックを返して事なきを得る。早稲田はハーフウェイ手前でこのボールを処理した本田が右へ横走りし、順目へパス。ところが佐藤穣に合わず、ボールはタッチ外へと転がっていった。

 15分、この敵陣10メートルのラインアウトから天理は2−5−9−10と右へ展開、内側へのアングルチェンジで王子が裏へ出た。セットピース時、後方に並ぶ防御ラインの内側は、対抗戦の試合でも早稲田に隙があると感じた部分。ひょっとしたらスカウティング済みだったかもしれない。敵陣22メートルへ入り、9−23の右。ところが左CTBへ入っていたモセセ・トンガが、岡田のボールへコンタクトするスキルフルなタックルによってノックオンした。早稲田は17分、横山が好タッチキックを蹴って天理を後退させると、ラインアウトジャンパーを巧みにサック(着地と同時に引き倒すプレー)し、デリバリーミスを誘う。木津のノックオンにより、早稲田は18分、敵陣22メートル右でスクラムのチャンス。9−10−13、フラットな左展開でカットパスをもらった盛田がセンタークラッシュし、9−10−15−10−22とループを使った左展開で鈴木が残り5メートルへ迫った。そして右へ折り返してワンパス、加藤がクラッシュしたが、このポイントへ左FL宮里侑樹が倒れ込んで逸機。23分、早稲田はオフサイドのPKを得て敵陣へ進む機会があったが、ノータッチを蹴ってしまう。王子にタッチキックを蹴り返され、早稲田は自陣10メートルでラインアウト。左展開のセンタークラッシュから9−15の右逆目、藤田がキックを蹴る。守るFBの意識が順目へ向き、WTBがフラフラと上がっていることも多いので逆目へのキックは狙い所ではあるが、防御に当たってワンタッチ。ハーフウェイでセービングに成功したポイントで、天理にボールを奪われた。9−10−13と右へ展開した天理はケレビが右奥へキック。久保が快速を飛ばしてチェイスした。鈴木が戻って自陣5メートルでキープした早稲田だったが、横山のタッチキックはエリアを戻せず。25分、天理に残り6メートルでラインアウトの絶好機が訪れる。近場のチャンネル0オンリー、FWの力勝負でインゴールをうかがったが、10次、右サイドを突いた右LO吉崎隼人がノックオンした。

 30分、天理は蹴り合いでケレビがハイパント。早稲田は藤田が自陣10メートルでキャッチしたが、球出しの杉本がラックを乗り越えてきたモセセに潰された。ケレビに絡まれてノットリリースザボール。敵陣22メートル内でラインアウトのチャンスをつかんだ天理は2−5−20−4と左へショートパスをつないだあと、ここもFWの近場で勝負した。しかし5次、島根が左サイドを突いた際、サポートの藤浪がボールを隠すような倒れ込み。またしても追加点はならず。早稲田は34分、キックカウンターでボールを動かし、岡田が敵陣22メートル内へグラバーキックを蹴った。天理はケレビが戻ったが、早稲田は一気にポイントを乗り越えてターンオーバーし、3次の右チャンネル1、桑野がクラッシュしたポイントでノットロールアウェイのPKを得る。敵陣奥でようやくラインアウトと思いきや、横山のPKがコーナーポストの向こう側、インゴールのタッチを割った。痛恨のミスキック。うめき声を上げながら横山が頭を抱えた。早稲田はドロップアウトのキックを藤田がキャッチし、8−12と左へ展開。天理はケレビが岡田を止めたが、立ってボールへ絡む前にラックが成立してしまった。絡み続けてハンドの反則。37分、早稲田に敵陣22メートル手前でラインアウトと、もう1度チャンスがめぐってきた。桑野にスローを合わせたモールからHO貝塚隼一郎が右サイドを突き、ピックした千葉が残り10メートルへゲインする。千葉のピックはフィールドモールを組むケースが多く、自身もそうした仕草を見せていたが、サポートが遅れたのを受けて縦を突く判断をしたようだ。天理は藤浪が千葉にタックル。この接点でボールがこぼれた。藤原が反応し、マイボールとした天理は王子がタッチキックを蹴る。ここで早稲田は杉本がレイトチャージ。38分、天理はハーフウェイでラインアウトを得た。加藤がタップでスチールした早稲田だったが、ボールはタッチへ。同位置でもう1度ラインアウトを得た天理は、今度は李がしっかりキャッチしてモールを組んだ。フルタイムのホーンが鳴るやいなや、9−10と回し、王子がバックスタンドに向かってタッチキック。天理が早稲田の反撃をしのぎ、4点リードを守って見事に勝利した。




 早稲田は入り、テンポよくボールを動かし、強いランナーがガンガン加速して入ってくる天理のアタックに気圧された感じだった。前半17分あたりからようやくペースをつかみ、攻撃時間が長くなったけれども、今度は凄い勢いで前へ出てくるディフェンスのプレッシャーに悩まされた。同志社vs慶應のTV観戦記における最後の戦評部分でも触れたが、グラウンドを3つに割って各プレーヤーの担当区域を決めるポッドシステムが、ラッシュディフェンスによって乱された感がある。想定している場所より後ろでポイントができ、ブレイクダウンに人を割いたり、戻り切れないプレーヤーが出たりして、陣形を作り切れないのだ。FWにパスの名人がいない分、このシステムのアタックが2季前の垣永組みたいに縦横無尽というレベルまで達していないことは過去にも書いた。対抗戦の慶應戦では、前半にリードランナーへボールを持たせ、後半はシャドウランナーでパスを回す駆け引きがうまくいったけれども、そんな陣形を作った場面は皆無。最近、スピード系FLとして脚光を浴びている宮里がパスを受けて走るシーンがまったくなかったのは、早稲田のアタックが理想とかけ離れたものであったことの証左だと思う。帝京や明治、東海あたりのチームであれば、FWの縦でゲインライン勝負をして前進、アタック有利の局面を作ったと思うが、今の早稲田にはそこまでの力はない。ラッシュ系のディフェンスに対し、裏へショートパントを落とすのも手ではあるが、今年のチームはそういうプレーをしないし、天理のバックスリー+ケレビを相手に自らアンストラクチャー局面を作るのは勇気がいる。そして、明治戦で接戦を演じた要因、敵陣奥のラインアウトモールを狙ったキッキングゲームは、タッチキック以外のキックのほとんどを天理のバックスリーと王子の好フィールディングによって対応された。これでは流れがなかなか引き寄せられない。後半35分、PKでタッチインゴールを蹴った横山だけに責を負わせるのは酷な話。悪い要素はそこかしこに渦巻いているものである。よかったのはディフェンス・ブレイクダウンの2人目。前半途中から平均して勝っていた。ピックアッププレーヤーは、守備力と、メンバーが揃って他者を生かすプレーができる余裕が生まれた岡田としておきたい。本当は彼をSHで使いたいところだけれども。

 天理は力を存分に発揮した。ラッシュディフェンスで早稲田のリズムだけでなく陣形まで狂わせ、キッキングゲームでも負けなかったことが勝因。王子だけでなく、井関もキックがいい。後半15分、鈴木のキックを自陣奥でカバーリングし、ロングキックを蹴り返したのは大ファインプレーだろう。あれ1つでもMOM級だ。後半に逆転したあと、2度のトライチャンスでFW勝負に拘りすぎ、ノックオンと倒れ込みで追加点を逃したのは一応、反省材料かもしれない。前半のBK展開は、王子の接近プレーに金丸が走り込んだ左展開に象徴されるようにアングルチェンジで走り込むランナーにボールを持たせていた。反対に後半7分、ケレビが逆転トライを挙げる過程ではアングルチェンジのランナーは囮、後ろのプレーヤーにパスを放す組み立てに変えた。早稲田のBKの防御は前半の残像があったのか、この組み立てにまるでついていけなかった。アングルチェンジの囮を使い、後ろへパスというパターンはまだ通用したと思うので、そのアタックを終盤の好機に再び企画してもよかったのではないだろうか。僅差の接戦で、敵陣奥とはいえボールを失いたくない気持ちもわかるので、なんともいえないけれども。全員がヒーローみたいな試合。TLのMOM選出基準であればケレビか。だが、当サイトでは、接近プレーとキックに好プレーを連発した王子、タックルもボールキャリーもフルコンタクト、鋭さを保ったままぶつかっていく金丸の2人をMOMとしたい。藤原もテンポのいい球さばきが光った。FWで1人、挙げておきたいのは李。この人はハードワーカーでフィットネスも十分、そして準備が速い。後半9分、早稲田がターンオーバーして左へ振った先、鈴木を久保が阻んだあと、本田をタッチへ出したプレーも素晴らしかったが、後半29分にも好守備があった。早稲田が9−10の左から右リターンパスを放した所で藤田をビシッと止めたのである。このしんどい時間帯によく内を押さえていたし、その場へ留め置いた相手がふつうの人ではない。観ているこちらが見落としそうなくらいに平然と、1対1で藤田を仕留めたのは、今ふりかえっても旨味を感じる場面だった。次戦の相手は東海。FWが早稲田以上に重たい相手に対し、どのように食い下がっていくのか、興味が尽きない。

付記 本文中、選手名の敬称は省略としました。


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