ワンダーランド・なぎさ亭

アクセスカウンタ

zoom RSS 筑波、セットピース起点で後半に3T! 王者・帝京に逆転勝ちの大金星!〜関東大学対抗戦 第13節

<<   作成日時 : 2015/12/05 06:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像 王者、敗れる。11月29日、関東大学対抗戦の第13節、八王子の上柚木公園陸上競技場でおこなわれた筑波vs帝京戦で、筑波が帝京を下した。帝京が公式戦で大学チームに敗れたのは、2012年の対抗戦の筑波戦以来。帝京の大学公式戦連勝記録は50でストップした。連勝記録の記述に筑波の名が続けて出てくる点に因縁めいたものを感じないでもないが、この週はTLでも、近鉄がTL創設以来初のサントリー戦勝利、ドコモが神戸を撃破と、アップセットが各地で見られた。もしかすると、W杯でジャパンがスプリングボクスに勝ったことが、下馬評不利とされているチームになんらかのモチベーションを与えているのかもしれない。帝京を破った筑波のダブルタックルの精度とリロード(倒れたあと起き上がる動作)の速さには、ジャパンの影が感じ取れた。


    ~~~~~~~

 【○筑波大学20×17帝京大学●

 入り、キックカウンターで攻めた筑波は前半1分、オフザゲートのPKにより、敵陣22メートル内でラインアウトの好機を迎えた。ムーヴを入れて捕球し、右FL占部航典が右サイド、ポイントから離れた位置へ横走りしてクラッシュしたあと、9−10−11と左の狭いほうへ展開する。帝京は左WTB福岡堅樹を倒すと、4、2、7が乗り越えてターンオーバー。左へ振ってFB森谷圭介がグラバーキックを蹴った。ハーフウェイ付近で処理するFB河野友希がファンブル。帝京はそのあいだに森谷と右FL亀井亮依が追いついて河野を倒し、左FLマルジーン・イラウアがボールを奪って敵陣22メートルへゲイン。そこから9−10−12と後ろを通して右へ展開、左CTB矢富洋則が右斜めランを入れて右WTB尾崎晟也へパスを放した。右隅へ迫った尾崎はカバー防御のSH木村貴大に捕まりながら内へボールを浮かせる。これを筑波のプレーヤーが手でタッチ外へ出す反則。4分、残り5メートル右でスクラムを選択した帝京はコラプシングのPKを速攻してチャンネル0を攻めた4次、左サイドを突いた右LO金嶺志(きむ・りょんじ)が占部と右PR崔凌也(さい・るんや)のダブルタックルに下げられてノックオンした。しかし、この筑波ボールスクラムにプレッシャーをかけてターンオーバー。bWブロディ・マクカランが右サイドを突進する。筑波は木村がマクカランを、体を張って止め、直後の左チャンネル1、HO坂手淳史をSO亀山宏大が阻んだが、3フェーズ目の左展開に屈した。帝京は9−10−15−11。SO松田力也が数的優位の場所へ直付けするカットパス、森谷は詰めてきた右WTB本村直樹のタックルを食らう前にパスを放した。5分、1人余った左WTB竹山晃輝が左隅へトライ。帝京が5点を先制した(松田のコンバージョンは不成功)。

 筑波は9分、キックチャージしようとしたプレーヤーに対するオブストラクションのPKにより、残り5メートルでラインアウトの大チャンス。モールからチャンネル0のFW勝負を3フェーズ繰り出した。ところが、ラックで左FL瀬尾優大が相手の首を上から巻く危険なプレーの反則。直後、帝京のラインアウトミスに乗じてHO稗田優志がスローをキャッチした筑波だったが、稗田は左LO飯野晃司のタックルに下げられ、こぼれ球を奪われてしまう。帝京は2次の右展開で尾崎がまっすぐ奥へキックを蹴ったのを境にエリアを制した。11分、敵陣22メートル手前のラインアウトを左LO中村大志にタップでスチールされたものの、すぐにターンオーバーし、9−6−10−13の左展開。アングルチェンジの右CTB重一生が本村のタックルによってノックオンしたのは惜しい。本村をピッチ中央へ引っぱり出したので、ここからクイックボールを左順目へ出せばトライの可能性が十分にあったと思う。しかし13分、ホールディングのPKを得て敵陣22メートルを越えた位置へ進出した帝京は14分、8フェーズに及ぶ連続攻撃で取り切ってきた。4次、ピッチ左のラックから9−4−6−5、FWのつなぎでイラウアのオフロードパスをもらった金が残り2メートルへ。その後、チャンネル0〜1で防御を近場に集め、9−15−11の左展開でフィニッシュした。攻守の人数は2対2。同数だったものの、スペースがあって立ち位置が市松模様になっていた。敵陣奥でBKにこの状況ができあがれば、詰んだも同然である。14分、竹山が左コーナーへトライ。コンバージョンも成功し、0×12となった。

 さらに帝京は19分、キックカウンターを起点にトライを追加する。キック処理の森谷が左へ放し、松田がクラッシュ。松田のオフロードパスをもらった坂手が前進したハーフウェイ過ぎのラックからテンポのいいパス回しで9−15−5と右へ展開し、金が縦を突いたあと、数的優位ができていた右順目へクイックボールが出た。9−6−12−14、尾崎が右コーナーへ駆け込んでいく。0×17、着々とリードを広げた帝京ではあったが、28分にスクラムのコラプシングのPKでノータッチを蹴るミスがあって停滞。31分、筑波は左CTB亀山雄大が左裏へキックを蹴り、自身と福岡がチェイスした。処理する森谷にダブルタックル。2人ともがすぐに立ち上がってポイントを乗り越えていこうとしたのは、タックラーのお手本たる動きである。ボールを奪われる危機に焦った帝京が倒れ込みを犯し、筑波は残り5メートルでラインアウトの追撃機。ところが、ラインアウトを金にスチールされた。相手タッチキック後の32分、筑波は敵陣22メートルを越えた位置でラインアウトとなおチャンスだったが、右へ回したセンタークラッシュのあと、木村がボールをさばき損ね、地面のボールを坂手にセービングされてしまった。36分、帝京はノットロールアウェイのPKにより、敵陣22メートル内でラインアウトのチャンス。飯野がスローをキャッチしたモールから9−10の左、右リターンパスで矢富が前進する。矢富は亀山宏のタックルを受けて落球したものの、帝京にはモールコラプシングのアドバンテージがあった。しかし、このPKがタッチインゴール。ドロップアウト後のキックカウンターの1次、帝京は連係ミスでいったん相手に攻撃権を譲りかけたが、筑波がボールキープに失敗したことにより、すぐにマイボールとして怒涛の連続攻撃を仕掛ける。一連のアタックに対し、筑波は順目の防御にきっちり立って下げられながらも抵抗。39分、帝京はSH荒井康植が右サイドへ仕掛けてから放したパスが、走り込んだマクカランに合わないミス。筑波はルーズボールを右CTB鈴木啓太が獲得した。このポイントで帝京にノットロールアウェイ。結局、0×17のスコアが変わらないまま、前半が終了した。

 後半は帝京のキックオフ。ところが森谷がダイレクトを蹴ってしまい、筑波のセンタースクラムで再開された。8−9−12の右で木村にスイッチで入った亀山雄が左へリターンパスを放し、bW横山大輔が前進した。この場所のスクラムでは8−9プレーで右へ展開し、バックスリーがキックに備えている分の数的優位を生かしてスペースを攻める――という定番のアタックがある。守備側のBKはそれが頭にあるので、横山の場所へは行けない。つまり、ここはバックローが守るスペースではあるが、スクラム後の1次で両肩をまっすぐ前へ向けて準備万端ということはまずなく、ムーヴを入れられれば尚更だ。巧いサインプレーでゲインを叶えてリズムに乗る筑波は、連続攻撃で敵陣22メートルへ入った。11次、9−12の左で亀山雄がチップキック。このボールを捕球し損ねた帝京のノックオンのアドバンテージが採用された4分、筑波は敵陣22メートル手前左のスクラムで仕切り直しとなった。8−9−10−12の右展開で亀山宏に亀山雄がスイッチ、左リターンパスで横山というサインプレーは、あいだに1人多く噛ませてあるものの、後半入りのセンタースクラムに始まる1フェーズ目と狙いは同じ。バックローの防御セットが完全でない場所を狙ったプレーである。帝京は飯野が横山を止め、立ってボールに絡もうとしたが、そのときにはラックが成立していた。筑波はショットを選択。4分、亀山宏がPGを決めて3点を返した。

 帝京は7分、ハーフウェイでキックキャッチのマクカランから11−12と右へ回し、矢富が敵陣10メートルまで前進した。右ワンパスのFWクラッシュを2フェーズののち、9−10−13の右、松田が防御を引きつけて放し、重がスイッチで入る。筑波は亀山雄らがダブルタックルで重を倒し、稗田が絡んだ。ノットリリースザボールのPKにより、敵陣10メートルへ進出。2−8−9−13−10の右展開から左リターンパス、福岡を使った。帝京は松田が福岡を止め、次フェーズ、9−10の右、パスダミーを入れてクラッシュしてきた亀山宏を金が倒し、坂手がジャッカルするノットリリースザボールをお返し。8分、敵陣10メートルを越えた位置でラインアウトを得た帝京はジャンパーから亀井が手渡しでもらい、2−9と細かくつないだ。ところが荒井のショートパスがイラウアに合わず、筑波ボールに。筑波は8次、ハーフウェイ付近から亀山宏が右奥へキックを蹴った。ボールはインゴールへ。ドロップアウトと誰もが思ったそのとき、ゆっくりとボールを地面へ着けようとした森谷の腕を、本村がすれ違いざまにはたいた。なんとインゴールノックオン。12分、残り5メートル右端でスクラムと思わぬチャンスがめぐってきた筑波は1次攻撃であっさり仕留める。8−9−13の左展開。9−13のあいだ、後方には14がリンクしていた。帝京は松田がそちらを一瞬意識したあと、スライドして鈴木啓を止めにいった。しかし、体の芯には入れず。加速した鈴木啓は松田をタックルブレイクして右中間へトライ。帝京の両CTBは左外にいた亀山雄にカブッていて、そこだけを見れば防御ミスだが、その外にはSOもいたので、荒井が8−9をケア、松田が本村から鈴木へシフトするディフェンスの動き自体は正しいと思う。筑波はスクラムサイドを使うのが実に巧い。BKのオフサイドラインが後方5メートルにあってアタック側が有利にある強みを十分に生かしている。

 ただ、亀山宏のコンバージョンは不成功に終わり、8×17。筑波は15分、木村が右奥へ好タッチキックを蹴ったのをきっかけに再び主導権を握った。18分、敵陣22メートルのラインアウトを起点に攻めた9次、9−10−12の左で亀山宏に亀山雄がスイッチした場面は、左外にリンクプレーヤーが1人いて、SOの内外に選択肢を用意する筑波らしい形。亀山雄が裏へ抜け、敵陣22メートル内へ入った。帝京は重がタックルと同時にボールをもぎとるターンオーバーで当座のピンチをしのぎ、19分、筑波のラインアウトスローが曲がったことにより、自陣22メートル内右でスクラムを得た。9−13の左、重が力強く前進し、9−15の左、森谷が自陣10メートル付近までゲインする。筑波は木村が追尾。後ろからボールへ働きかける好タックルによってノックオンを誘った。しかし直後のスクラムに始まる2次、こぼれ球を拾ってクラッシュした瀬尾が重に絡まれ、ノットリリースザボールに陥れられる。このPKにより、帝京は敵陣10メートルを越えた位置でラインアウト。マクカランがスローをキャッチミスして相手ボールとなったが、左奥を狙った福岡のダイレクトキックに救われ、同位置でラインアウト。左を2フェーズ、右を2フェーズとボールを動かした。ところが、9−10−22の後ろを通した右展開で途中出場の左CTB金田瑛司が福岡のタックル&ジャッカルに遭ってノットリリースザボール。この局面は右外に数的優位ができていたので、福岡が自分に来た時点で金田はパスを放したほうがよかった。

 26分、筑波はハーフウェイ右のスクラムを押されたものの、横山がすれ違いでゲインし、右についた占部へパスをつないだ。敵陣22メートル近くへ進んだこのラックから左へさばいた木村のパスが乱れてスローフォワード。帝京スクラムとなったが、筑波は1次、9−13−22の右展開、ショートパスをもらった金田を亀山雄が倒し、左FLへ入っていた長桂輔が絡んでターンオーバーした。すぐに9−10−13−11と左へ展開し、福岡が松田と尾崎を振り切って残り3メートルへゲイン。尾崎の追尾タックルに倒されてトライはならなかったが、そこから筑波は連続攻撃を仕掛ける。12次、9−10−12の左展開で亀山雄が再び左コーナーへ迫ったあと、右へ折り返してワンパス、右LO渡邉洋人がクラッシュ。そして30分、稗田がピック&ゴーで左中間へ捻じ込んだ。

 13×17とした(亀山宏のゴールは不成功)筑波は32分、帝京が森谷のキックキャッチから左の11、右へ戻して森谷とつないだ所へ本村が刺さった。本村はすぐに立ち上がってポイントを乗り越え、2人目の鈴木啓がピック&ゴーで敵陣10メートルと22メートルのあいだまで前進。ノックオンしたのが惜しかったが、直後、帝京のスクラムに始まる1次、9−13の右、アシストタックラーの木村が重のボールをもぎ取ってターンオーバーした。ノットロールアウェイのPKを得た34分、筑波は残り6メートルでラインアウトの絶好機をつかむ。渡邉がミドルでスローをキャッチし、モールを匂わせて手渡し。横山が左サイドへ出て8、18を引きつけてから左へパスを放した。そこへアングルチェンジで走り込んできたのは鈴木啓。35分、鈴木啓が右中間へトライ。これも先のスクラム起点のサインプレー同様、セットピースの特性を理解したフィニッシュで、モールダミーのサイド防御とライン防御の最内(イラウアが立っていた)の段差を切り裂いて、ラインアウトの裏を見事に取った。ラインアウトに参加しない守備側のプレーヤーは10メートル下がっていないといけないから、攻撃側にとって、ラインアウトとのあいだのスペースは格好の狙い目である(この局面は敵陣奥だったのでオフサイドラインはゴールライン)。鈴木啓ほど強烈なアングルチェンジはあまり見られないものの(そういえば以前、サントリーに、ジョージ・スミスがオープン側へ横走りしてトゥシ・ピシがスイッチ、ラインアウトの裏を狙って入ってくるという必殺のサインプレーがあった)、試合をよくよく観察すれば、ラインアウトと後ろの防御ラインのあいだのスペースを意識したプレーが結構存在することに気づくと思う。

 亀山宏のコンバージョンも成功し、20×17。筑波が大学選手権6連覇中の帝京を相手に終盤で逆転し、上柚木公園陸上競技場は騒然となった。39分、帝京は倒れ込みのPKにより、敵陣22メートルを越えた位置でラインアウト。モールから9−10の右、松田が逆側の左へ走ったあと、右のワンパスを4フェーズ。41分、9−13の右で重がタックルに来た相手と頭がぶつかり、仰向けに倒れて鈴木啓にボールを奪われた。危険と判断したレフリーはいったん試合を止めたが、ターンオーバーは有効、筑波ボールのスクラムで再開とした。2フェーズ目、亀山宏が真横へ蹴り出したところで試合終了。王者・帝京を倒した筑波のメンバーがピッチ上で歓喜に躍った。




 帝京が後半に5フェーズ以上の連続攻撃を繰り出したのは同39分の1度だけ(4フェーズは2度)。敵陣22メートル内のセットピースも同39分の1回のみで、これでは後半の無得点も当然である。ふりかえれば、試合の入りからラインアウトのキャッチミス、キックミス、SHと近場へ入ってくるランナーのあいだにおける連係ミスと、帝京らしからぬ拙いプレーが散見された。後半11分、相手キックをインゴールで処理した森谷がノックオンするミスさえなかったら、その後、どこかで流れを引き戻したかもしれないとは思うが、負けた以上は、膿を出し切った試合と解釈して開き直るしかない。イージーミスの原因は何だったのかということを技術と精神の両面から分析して今後へ生かせば、この試合はのちの大勝利を呼ぶ黒星になる。全般的に帝京も筑波に劣らず、立ってプレーする意識が強いうえ、ブレイクダウンにおけるボールを奪うか防御ラインへステイするかの判断が優れていた。ただし、守備局面において好プレーが出たのは筑波のほう。タックラーの所作は、若干ながら筑波が上回っていたか。帝京のディフェンスに大きな穴はなかった。ライン防御において、少し内寄りに間隔を詰め、外からカブせに行くアンブレラを仕掛けそうな陣形で守るシーンが散見されたが、たぶんこれは、筑波がSOだけでなくCTBの位置からもリターンパスを繰り出してくるのを警戒していたのだと思う。ここは無効化に成功していたけれども、セットピースの1次攻撃でやられてしまった。アタックに関しては実はシンプルで、シーズンを通じてWTBのトライが多いことに表われているとおり、強いFWで相手防御を内へ集めて外で仕留めるのが基本コンセプト。内で崩せればトライラッシュとなる。ただ、前半途中から筑波は順目防御のセットが早くなった。帝京は後半に腰を据えて攻める機会を持てなかったが、前半を観終わったとき、ダブルタックルで来る筑波を逆に利用する手があると思った。逆目を頻繁に使って防御を巻き込みつつ、順目か逆目かの立ち位置を迷った相手ディフェンスのギャップを狙っていく、というような。あと、今のところ、BKのフロントスリーの連係で崩すオプションについては未完成だと思う。CTBの組み合わせもコロコロ変わっているし、この点は大学選手権のプール戦期間に煮詰めていく予定なのかもしれない。

 筑波はタックルが冴えた。そこで立ったままプレーする意識が高い。強いランナーに対しては必ずダブルタックルし、ここでも2人目が立ったままボールへ絡みにいった。ブレイクダウン・ターンオーバーの数は6(帝京は8)。前半は0(帝京は5)だったから、後半のスタッツでは勝っていることになる。3トライを失ったあと、順目のディフェンスセットが早くなった点は先に指摘した。そして後半、相手のミスに乗じて流れを引き寄せた。まず、やられていたスクラムをボール出しが確実にできるレベルへ修正し、パスムーヴでスクラムサイドを狙うアタックによって1次でゲイン。アタック有利の状況を作っていった。ボールキャリアのひと粘りも上々。接点に関してはオーバーコミット気味ではあったが、帝京にボールコンテストを諦めさせる効果はあった。その分、守る帝京の人数のほうが多いという状況が多かったけれども、ボールキープに留意し、オフサイドラインが後方にあってアタック側が有利なセットピース由来のトライを、サインプレーできっちり取り切った。ダブルタックルとリロード、そしてセットピースがキーポイント……前文に記したように、この日の筑波のプレーはジャパンに通じる部分があった。ピックアッププレーヤーはFWからタックルの鬼と化した占部、ボールキャリーでも力を発揮した横山。SHの木村は守備局面では完全にもともとのポジション、FLのプレーをしてしつこさを存分に発揮した。個人的MOMは木村である。亀山宏、亀山雄の連係も良好で、TLのマッチコミッショナー基準でMOMを選ぶのなら2トライの鈴木啓ということになるのだろう。フロントスリーのコミュニケーションと、そのオプションの精度において、筑波は帝京を上回っていた。そしてジャパンから戻ってきた福岡も、トライこそなかったものの、コンタクト局面でスキルの高さをのぞかせていた。ボールキープ力と立ってプレーする点に好感。もっとも、福岡については、スプリングボクスに勝つための練習をずっとしていた人だから、これくらいのパフォーマンスは当然かもしれない。

付記 本文中、選手名の敬称は省略としました。


にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
筑波、セットピース起点で後半に3T! 王者・帝京に逆転勝ちの大金星!〜関東大学対抗戦 第13節 ワンダーランド・なぎさ亭/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる