大スタジアムに響く応援コール 終盤猛追のトヨタ、神戸とドロー・TL第4節 トヨタ自動車vs神戸製鋼

画像 9月22日、豊田スタジアムでTL第4節の2試合がおこなわれた。第1試合、近鉄ライナーズvs九州電力キューデンヴォルテクス戦は別掲に記したとおり、48×11で、後半にトライを重ねた近鉄の大勝に終わった。第2試合に組まれていたのは、トヨタ自動車ヴェルブリッツvs神戸製鋼コベルコスティーラーズの1戦。開幕戦でヤマハに敗れたあと、2節のNEC戦で土壇場に逆転勝ち、3節の九電戦は猛追をしのいで辛勝と、楽な道のりではないものの連勝中のトヨタが、開幕3連勝と順調なスタートを切って捲土重来を期す神戸をホームに迎えた。TL10年の歴史の中で、プレーオフ圏内の4位をめぐって激しく争うことの多い、ライバルチーム同士の対戦である。

 神戸のキックオフで試合が始まる。入りからお互いに激しくやり合い、ハンドリングエラーが出たり、マイボールをキープできなかったりと、落ち着かない流れだった。そんな中、10分、神戸は左WTB大橋由和がキックを蹴る。SH麻田一平が捕球し、パスをもらったFB松下馨がカウンターランで勝負に出たトヨタだったが、神戸は右LO安井龍太が中央線近辺で絡むファインプレー。ノットリリースザボールに陥れて、主導権を握った。11分、PKをタッチへ蹴り出し、敵陣22メートル地点のラインアウトを乱れこそしたもののキープした神戸は、ここからトヨタ陣に居座った。12分、トヨタは神戸のオフザゲートにより、自陣10メートル手前までエリアを戻したが、№8菊谷崇が前進を図ったポイントで神戸にターンオーバーを許す。ほどなく神戸のノックオンで、自陣22メートル内右、トヨタボールのスクラムで試合再開となった。しかし神戸は、キックキャッチの大橋から左へ振り、FB正面健司のパスを受けた右WTB濱島悠輔が、カウンターラン。ミスマッチの左LO谷口智昭を棒立ちにさせる俊敏な走りでゲインし、背後から右FL吉田光治郎に捕捉されたあと、左へ展開した。SH猿渡知-№8パスカ マパカイトロ-安井のつなぎで、安井が強さを生かして前へ。次フェーズ、猿渡が右へパスアウトすると、SOピーター・グラントは先週のキャノン戦で左FL橋本大輝のトライを導いたのと同様、パスダミーであっさり裏へ抜けた。今週のシャトルランは、左LO伊藤鐘史。15分、左中間へトライ。グラントのコンバージョンも決まって、神戸が先手を取った。

画像 このリスタートキックで、トヨタはSOスティーブン・ブレットがダイレクトタッチを蹴ってしまう。神戸のセンタースクラム。ここで神戸は、左展開のサインプレー一発で決めた。猿渡-グラント-右CTBジャック・フーリー-大橋。大橋のリターンパスを受けて、フーリーが左中間へトライを挙げるのだが、4人のハンドリングが光るテンポのいいパス回しと、2度目にボールをもらった瞬間のフーリーの火が出るような加速によってもたらされた電光石火の早業は、J-SPORTSの放映がなくて、チーム関係者以外の一般ファンが観られる映像に残っていないのが、本当に惜しい。“ザ・ビューティー・トライ”などというコンテストがあれば、大賞候補としてノミネートは間違いなしだろう。スタンドを埋めた地元トヨタのファンは、何の前触れもなく妻に逃げられたかのように茫然自失。スタジアムを支配する空気は、残念というよりは驚愕であった。

 コンバージョンも決まり、0×14。神戸は快調な滑り出しである。キックの蹴り合いで正面がスペースを冷静に見極め、トヨタを懐に入れない時間帯が続いた。23分、ボールを動かしても攻めどころに悩むトヨタは、ハーフウェイ地点のラインアウトに始まる4フェーズ目、左展開で菊谷が裏へショートパントを蹴る。惜しくもダイレクトとなったが、タッチ際のスペースがないところで、チェイスが2人いた局面。陽気な風貌の裏に秘める知性を垣間見せた、菊谷のナイスプレーだったと思う。神戸の、自陣10メートル地点におけるラインアウトで再開。伊藤に合わせてモールを組んだのち、猿渡の位置でキック。ところが、チェイスのマパカイトロにオフサイドの笛が吹かれた。25分、トヨタはブレットがロングキックのPGを決め、ようやく3点を返す。

画像 トヨタは28分、キック合戦でお互いが地域をうかがう中、松下が伸びのあるキックを蹴った。濱島の頭上を超える、好タッチキック。29分、神戸は自陣22メートル内のラインアウトによる再開を余儀なくされ、グラントがタッチを狙って蹴る。エリアの優位性を譲ってなるものかと、トヨタは左WTB水野弘貴がクイックスローでボールを投入。松下が左へロングパスを放った。ところが神戸は、そこへフーリーが目ざとくプレッシャーをかけていた。こぼれ球をキープし、右LO北川俊澄のクラッシュで立て直そうとしたトヨタだったが、このポイントで左FLヘイデン・ホップグッドが倒れ込み。31分、ショットを選択した神戸は、グラントが手堅くPGを決めた。

 このリスタートキックに始まる蹴り合いで、トヨタは菊谷がタッチ際からカウンター勝負に出る。神戸はすぐに安井とHO松原裕司がダブルで止めたものの、ホールディングの笛。クイックタップで仕掛けたトヨタは、チャンネル1で山内が突っ込んだ。が、左PR安江祥光に絡まれてノットリリースザボール。33分、神戸はこのPKをタッチ→敵陣22メートル手前のラインアウトを起点に、左オープン。安井にスローを合わせ、HB団のあいだに左CTB今村雄太を入れて、マパカイトロ。さらに順目でHB団からフーリーに大橋をスイッチで入れる速いテンポのパスムーヴを見せたが、トヨタもきっちり対応し、前には出られたものの、裏へ抜けるスペースを与えなかった。浮かしたボールを猿渡がキープしたラックの右サイドを、マパカイトロがピック&ゴー。ここでトヨタは、それまで精彩を欠く印象がないでもなかったブレットがジャッカルし、ノットリリースザボールに陥れる好守備を見せた。

画像 ピンチを脱出したトヨタは37分、連続攻撃の末、神戸のオフサイドを得て、敵陣22メートル内のマイボールラインアウトという追撃機。谷口にスローを合わせると、ラインアウト後方のプレーヤーをタッチと5メートルのあいだへ潜り込ませ、HO上野隆太へボールを戻したが、少々策に溺れた感。100キャッパーの沈着冷静な対応とでもいおうか、神戸は松原が上野をきっちりマークし続けて、ノックオンを誘った。38分、トヨタは、右WTB久住辰也がキックキャッチからランで神戸陣22メートルラインをうかがった3フェーズ後、ブレットが裏のスペースを狙ったキック。菊谷が、処理する正面にいいプレッシャーをかけた。ターンオーバーしたトヨタはすかさず左へ振り、吉田からホップグッドへ。左中間へ決めたかと思われたが、インゴールでノックオンしていた。結局、トヨタは前半最後のチャンスを決め切れず、3×17。神戸がリードを保ったまま、ハーフタイムに入った。

 後半1分、トヨタは自陣10メートル手前でスクラム。ところが、これが回ってしまい、神戸ボールのスクラムで再開された。チャンスを迎えた神戸だったが、2フェーズ後、前川がホップグッドに好タックルを食らったポイントの集散は、トヨタ。菊谷らが襲いかかってターンオーバーし、左CTB山内貴之がパスアウト。右CTBタウモエピアウ・シリベヌシにコンタクトした伊藤にハイタックルの判定が下ると、4分、トヨタはショットを選択した。PG成功で6×17。後半最初の得点を刻んで、ひたひたと追い上げ態勢に入ったが、神戸は5分、ショートパントをキャッチしたフーリーのカウンターランを皮切りに連続攻撃。テンポのいいアタックでトヨタ陣を蹂躙し、オフサイドのアドバンテージが適用された8分、PGをお返しした。この得点によって勢いを得たか、神戸は自陣からキックオフリターン。安江がビッグゲインで敵陣へ侵入する。いったんトヨタにボールを奪われたが、10分、激しく前へ出るディフェンスによって相手のボールコントロールを失わせると、橋本が抜群の反応でセービング。濱島が奥へ蹴り込んだボールを、水野がカバーしてセービングするところには、求道的な走りが売り物の突貫小僧、右FL前川鐘平を先頭にチェイスが急行していた。伊藤の、邪魔者を崖下へ突き落すようなブローが効いてターンオーバーした神戸は、右へ展開する。アングルチェンジのダミーでフーリーを入れて、後ろのグラントから正面。さらに左のチャンネル1、2で伊藤、安井が突っ込んでいった。ここでトヨタのラインオフサイドのアドバンテージが適用されると、12分、ショットを選択。PG成功により、6×23とした。

画像 このリスタートキックをキャッチした前川がカウンターラン。パスをもらった安江も先ほどに続き、いかつさのある前川とは若干異なる、不意に電話をよこしてきた好きな女の子に会いに行くときのような張り切りぶりが伝わるランで、神戸は中央線まで前進。この2人の積極性はチームの勢いに比例する。流れは完全に神戸と思われたが、安江が捕まったポイントでオフザゲート。水を差された格好になった。トヨタはすかさず、タップキックで仕掛ける。ノックオンでいったんは相手ボールスクラムとなったが、自陣から回してきた神戸のアタックの5フェーズ目、ピック&ゴーのマパカイトロに絡んで、ノットリリースザボール。このPKをタッチへ蹴り出した敵陣22メートル過ぎのラインアウトを伊藤にスチールされる一頓挫はあったものの、激しく前へ出て、神戸にキックを蹴る余裕を与えない構え。松原のハンドリングエラーを誘ってマイボールとすると、麻田が右裏へグラバーキックを蹴った。処理する今村は外へ出るしかなく、トヨタのラインアウトは残り10メートル地点。神戸のオフサイドで5メートル地点まで進み、あいだを1メートル開けない反則によってFKを得ると、ピッチ左でスクラムを選択。ここで菊谷が魅せた。右サイドアタックと一瞬見せかけて山内、もう1度ボールをもらう右のループで、ポスト左へトライ。コンバージョンの2点を併せ、13×23とした。

 本当の意味で流れが変わったのは、19分のプレーだった。敵陣22メートル地点で、神戸のラインアウト。ジャンパーとの呼吸が合わず、途中出場の№8谷口到が地上で確保して前進、さらに安井がピック&ゴーを試みたが、ゴールラインを背にしたポイントで、トヨタはホップグッドが値千金のジャッカル。ボールを強奪した。パスアウト後の低いキックを、久住が追う。大橋はタッチへ蹴り出すしかなく、20分、トヨタは敵陣10メートル地点でラインアウトを得た。後方で菊谷がキャッチし、なりふり構わず前へ。神戸が誇るハードタックラー、大橋に止められ、近場を愚直に穿ち続けたアタックでハンドリングエラーが発生。相手ボールとなって神戸にタッチキックを蹴られたものの、ラインアウトは敵陣10メートルだ。右へ展開し、山内が半分裏へ出たオフロードパスをシリベヌシが取っていればあるいはトライまで――というところだったが、惜しくもノックオン。トヨタは、山内のカウンターランを正面とフーリーに止められ、濱島のジャッカルによりノットリリースザボール(22分)、イェーツが自陣から大幅ゲインを目論んだ場面はフーリーの強烈なタックルによってタッチへ出される(24分)など、神戸の好守備に阻まれてはいたが、このチームらしいアグレッシブなプレーが出て、活気を十分に呈していた。25分には、またもイェーツが抜ける。安江がタックルしてすかさずボールに絡む好プレーを見せた神戸だったが、ホールディングの笛。26分、トヨタはPG成功により、7点差に迫った。

画像 神戸は28分、正面が距離のあるDGを狙ったが、当たりどころが悪く、グラバーキックのようになって失敗。31分、蹴り合いののち、トヨタは自陣から菊谷が勝負した。ハーフウェイ付近で止められたものの、この右側は3対1の完全なるオーバーラップができあがっていた。9-10-12-13。シリベヌシが前進し、さらに左へ2度振って、チャンス拡大。ここでも外側のアタッカーが余っており、防御態勢の再構築がままならない神戸は、まるでエアポケットに入ったかのようだった。それとも、足が止まり始めたのか。フーリーがワールドクラスの名にふさわしい好守備を発揮し、すぐに持っていかれるのだけは阻止したが、トヨタは近場を3回連続して突いたあと、麻田が右に待つシリベヌシへパスアウトと見せかけてサイドを突き、ポスト左へ飛び込んだ。コンバージョンも決まり、ついに23×23の同点。菊谷に麻田……ここ一番で頼りになるのは、やはり看板選手たるベテランである。

 リスタートキックとともに、豊田スタジアムは自然発生したトヨタコールと手拍子に包まれた。劣勢に業を煮やしていた地元ファンが、一体になって選手を後押ししようとしている。摩天楼のように聳えるスタンドに音が反響し、体が浮いてしまうような錯覚を感じる中、声援が轟音と化して緑のジャージの背中に降り注いだのは、37分だった。10フェーズ以上の連続攻撃で敵陣深くへ攻め込んで、右へ展開。途中出場の左LO杉本晃一から松下へ。松下がトライ寸前まで迫ったあと、オフロードパスをもらって右コーナーへフィニッシュしようとした杉本だったが、ノックオンしていた。大きな溜め息がスタジアムに充満する。38分、トヨタはキックをキャッチしたイェーツのランから3フェーズ。SHに入っていた滑川剛人-松下-途中出場のHO川西智治の右展開で、松下がスローフォワードをとられたものの、トヨタを再度突き放す勝利を狙ってスクラムから谷口の右8単、自陣からアタックを繰り出そうとする神戸の接点に、激しくプレッシャーをかけた。ターンオーバー。トヨタファンは喝采を上げ、死力を振り絞って攻める選手を鼓舞せずにはいられないと、誰もが言葉にならない言葉を、思い思いに叫んでいた。41分、ブレットがピッチのやや左で待ち構えている。DGだ。どうだ!?と全員が固唾を飲んで見守る。ところが、楕円球は無情にもポストの右へ逸れていった。ここで試合終了。ドロー決着に一瞬、気が抜けたような沈黙の空白が訪れたあと、両チームの健闘に惜しみのない、温かな拍手が贈られた。


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画像 後半に追い上げたトヨタを観ながら、やはりこのチームには縦のランで勝負するのが似合う、と思った。惚れた女がいるならば、誰かにキューピット役を頼んだり、相手が前々からほしがっているものを聞き出してもらって誕生日にその品をプレゼント、素敵な人とたっぷり思わせてからアタックするなどという小細工に凝るよりも、大通りの真ん中で相手に向かって「好きだぁ!」と叫ぶ――そんなラグビーのほうが、トヨタにはしっくりくるのではないだろうか。後半20分に投入されたイェーツがいいアクセントになり、山内も得意とする気風のいいランが光った。後半途中までは過去3戦と同様のボールの動き方で、内側で有効な仕掛けがほとんど入らない分、決定的なチャンスがなかなか生まれなかったけれども、尻に火がついて、最初のフェーズを理屈抜きにボールを持ってガツーンと走ったらトヨタの流れになり、神戸はといえば、ゲームを落ち着かせることができないまま、防戦一方に回ってしまった。トヨタの首脳陣にしてみれば、「異性を求めるのはや~めた、と完全に諦めたら、運命の人に出会えました」という報告を聞く恋愛コンサルタントのようなジレンマがあるかもしれない。ただ、トヨタがボールを動かすことを意識しすぎると、菊谷、谷口、北川、ホップグッドといった古参幹部の存在感まで薄れてしまうのは、紛れもない事実である。2年前くらいまでの神戸であれば、リザーブスタートだったFLジョシュ・ブラッキーが先発で獅子奮迅の働きをしてくれないことには、トヨタに勝つのは難しかったのだけれども、この試合の途中までは、FWは外国人なしでも互角以上にやっていける、と感じた(マパカイトロは立正卒で日本国籍を持つ)。もちろん、神戸のFWが充実していて、今まさに伸び盛りの時期を迎えていることも関係するのだが。

画像 トヨタのピックアッププレーヤーは、イェーツと山内もいいけれど、80分間フルに体を張り続けて、得意のランで1トライ。菊谷としたい。彼のオールアウトはトヨタの象徴。心を打たれた。それと今回、致命的なリードを許さなかった土台として、スクラムがまずまず組めていたことが挙げられる。強力な神戸に対抗できたのは好材料で、とくにNEC戦で自身のコラプシングによってピンチを招いてしまった途中出場の右PR星野真吾にとっては、ひと回り大きくなれたゲームではなかっただろうか。

 神戸は後半途中まで、エリアで優位に立っていた。トヨタはTLのチームの中では深めのアタックラインを敷くチームで、距離的にチェイスが遅れる分、ショートパントという選択肢がない。蹴るにしても、九電戦で観られたブレットの個人技によるトライのようなケースに限られる。なので、神戸は裏のスペースを開けて、バックスリーがブレットのロングキックに余裕をもって対処、正面やグラントが状況を見極めたキックを巧みに蹴り込むか、戻っている味方の数に合わせてカウンターアタックを仕掛けることができた。しばらくして、落としどころが無数にあると気づいた(?)ブレットがショートパントを狙ったが、そこには気配で危険を察知したのか、フーリーが落下点に入っていた(後半5分)。フーリーのプレーについては、電光石火のトライもさることながら、これぞワールドクラスという好守備がいくつもあって、終始唸りどおし。終盤、トヨタの押せ押せムードにあっても、きっちり対応していた。スプリングボクスで69キャップ、世界最高のCTBという看板にふさわしいパフォーマンスである。昨年、パナソニックと短期契約して大活躍済みだから、今さらの指摘だけれども。

画像 この試合を観た人は神戸の後半15分ごろまでの好内容を忘れてしまった人がいるかもしれないが、過去3戦同様、地力の確かさを裏づける内容だった。ブレイクダウンで入るべきところへ入れているし、各々のリアクションのよさはたしかな進歩を遂げている。この試合で浮き彫りになった課題は、自軍がリードしているときに相手に火がついた際、いかに事態を沈静化するか、ではないだろうか。終盤、チームに少し若さを感じた。しかし、6×23までいったのだから勝ちたかったとはいえ、かつてのムラっ気と同列には論じられない、成長を感じる引き分けであろう。神戸のピックアッププレーヤーは、伊藤。フィジカル、ワークレートとも素晴らしく、キャリアハイを迎えているといっていい。副将の彼とキャプテンの橋本、あるいは木津武士のケガによって先発出場している松原が下支えし、前川、安江、安井がある意味、奔放にプレーできるといった、個性がステンドグラスのように色分けされたFWを擁するチームは強い。

 次節の10月6日、トヨタは盛岡南でライバル、東芝と相まみえる。理屈抜きの肉弾戦で過去、何度も激闘を演じてきた相手だ。ここで勝てば、トヨタは波に乗れるだろう。神戸は花園でヤマハ戦。開幕以来、負けのない者同士の1戦は、ともに拘りを持つスクラムをはじめ、見どころ満載である。お互いにとって、最初に訪れた前半のヤマ場といった感があり、こちらも興味津々。見逃せないカードだ。

付記 本文中、選手名の敬称は省略としました。


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