テーマ:スポーツ

ちゃん付け→「経済効果」……………(しりとりエッセイ)

 経済効果という言葉をよく聞く。新幹線開通やオリンピック招致の意義を説明するとき、新聞やニュースショーなんかで、経済効果は何百億といった話を耳にする機会が多い。  そのたびに僕は思う。経済効果を数値化しなければ物の価値がわからないのか、と。経済効果を一義的な指標にする風潮は危険だ。偏った見方を増長する可能性がある。  新幹線…
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未来のスタジアムを考えるにも好適な本~「2020狂騒の東京オリンピック」(吉野次郎著・日経BP社)

 僕は市場原理主義の過度な拡大に警戒心を抱いていて、一定の枠内にとどめておくべきだと考えている人間である。具体例を挙げれば、年間3万匹もの犬や猫が殺処分されている事実によってペット産業は“倫理的に”破綻している、と思う。また、どこもかしこも全国展開のチェーン店で溢れ返っている状況は、雇用を促進しているという意見もあろうが、大方は半ばブラ…
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イングランド、芸術の域に達したディフェンス勝ち~テストマッチ オーストラリアvsイングランド

 18日、ワラビーズvsイングランドのテストマッチ、第2戦がおこなわれた。場所はレベルズがホームとするメルボルンのAAMIパーク。このスタジアムは芝の状態が悪いことで知られている。まるで苔の上で試合をしているような感じで、スクラムが組まれるたびに芝がごっそりとめくれあがっていた。スクラムはイングランドが3番側で内組み、相手1番を弾き出す…
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オールブラックス、出来冴えないも終盤に突き放す~テストマッチ ニュージーランドvsウェールズ

 6月のテストマッチシリーズは例年、北半球のチームが南半球へ遠征する。今年、ニュージーランドへ乗り込んだのはウェールズ。第1戦は6月11日、オークランドのイーデンパークでおこなわれた。ウェールズは一部主力に故障者が出ているものの、この試合で代表初先発を果たしたのは2人のみで、ほぼ昨年度と同様のメンバー構成。迎え撃つオールブラックスはFL…
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イングランド、セットピースで凌駕! 逆転で初戦に勝利~テストマッチ オーストラリアvsイングランド

 6月11日、ブリスベンのサンコープスタジアムで注目のテストマッチ、オーストラリアvsイングランド戦がおこなわれた。イングランドを率いるのは言わずと知れた前日本代表HC、エディー・ジョーンズ氏。母国へ、敵将としての凱旋である。そして、ワラビーズのHCは現役時代、ランドウィックでともにプレーしたマイケル・チェイカ氏。選手だけでなく、両指揮…
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ハーフタイムのコーヒーブレイク(128)

 ラグビーマガジンに連載中の「MENTAL SPECIAL」は毎回、新たな知見をさずけてくれる。講師を務めるのは東海大学体育学部教授でスポーツ心理学、応用スポーツ心理学、競技力向上のメンタルトレーニングを専門に研究する高妻容一さん。7月号は『失敗やミスは悪いこと?』と題し、失敗やミスをポジティヴなものへ変える方法が説明されていた。 …
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弛緩と緊張

 マラソンや駅伝中継の視聴率が概ね好調だと聞く。  その理由は弛緩と緊張の適度なバランスにあるのではないか、と僕は考えている。有力選手が先頭集団から放されるとか給水ポイントで転んでしまう、あるいは40キロを過ぎてもまだ優勝者の行方がわからないようなデッドヒートが繰り広げられている、といったスリリングな場面もままあるとはいえ、テレビ…
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東京五輪よ、どこへ行く

 2020年に開かれる東京五輪が何かと物議を醸している。先日亡くなったザハ・ハティド氏の設計案に沿って建てられることがいったん決まった新国立競技場が、べらぼうに高い建設費が問題視され、世論の反発を受けて計画自体を白紙撤回したかと思えば、再コンペを経て新たに選ばれた案に聖火台を置く場所がないというまぬけな展開をみた。大会エンブレムは盗用疑…
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トトカルチョ(再録エッセイ)

 イングランドのサッカー、プレミアリーグで岡崎慎司(敬称略。以下も同じ)が所属するレスターが優勝した。開幕前の予想で残留争いと見られていたチームの優勝は、史上最大の番狂わせとも評され、サッカー界にとっては青天の霹靂たる大事件だった。  岡崎の存在もあり、日本でもレスターの優勝が大きく報じられた。5月3日、憲法記念日にたまたまTBS…
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自由→「ウォーターボーイズ」……………(しりとりエッセイ)

 「ウォーターボーイズ」はシンクロナイズドスイミングをする男子高校生を描いたテレビドラマ。のちに映画化もされた。女子専門の競技に男が青春を賭ける意外性が人気の一要素をなしていたと思うが、それは今、現実のものになっている。2015年から、男女混合のミックスデュエットが世界選手権の公式種目として採用されたのである。  メディアは滑稽味…
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女子スポーツチームが批判の矢面に立たされることへの抵抗感

 サッカー女子日本代表、なでしこジャパンがリオ五輪出場を逃した。3月4日に中国に敗れ、五輪出場が絶望的になった試合のあと(一応、この時点では数字上の可能性は残していた)、デイリースポーツが大儀見優季選手の次のようなコメントを掲載した。  「全員がそういう(筆者注・この試合にすべてをかける)気持ちを持っていなかった。ベンチ、スタッフ…
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ハーフタイムのコーヒーブレイク(124)

 1月1日の朝日新聞に五郎丸歩選手のインタビュー記事が掲載されていた(記事は本人たちの承諾を得たうえで、別々に話を聞いた女子サッカー、宮間あや選手との対談形式にまとめられていた)。まず、ここに五郎丸選手の言葉を抜粋する。  〈この国にはまだスポーツ文化が根付いていない。(中略)文化ってなくてはならないものだと思う。僕は福岡へ帰ると…
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ノスタルジー→「ジェンダー差」……………(しりとりエッセイ)

 2015年女子サッカーW杯で日本がアメリカに敗れ、準優勝に終わったあと、キャプテンの宮間あや選手が、  「女子サッカーの文化をもっと日本に根づかせたい」  という主旨の発言をした。  国内のなでしこリーグがもっと盛り上がり、女子選手がサッカーに専念できる環境が実現することを願っての発言であろう。前回大会で日本が優勝し…
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NEC、エンジンのかかりが遅く同点の折り返しも後半に2T 三菱を下して残留を決める~TL入替戦(3)

 1月30日、熊谷ではTL入替戦の2試合がおこなわれた。第2試合のリコーvs大阪府警察は、リコーが力の差を見せつけて76×0の完封勝ち。サモア代表のティム・ナナイ=ウィリアムズやワラビーズのバーナード・フォーリーは、日本へ来て警察官と試合をすることなど考えもしていなかったに違いない。大阪府警には、大学シーンを沸かせた聞き覚えのある名前が…
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コーラ、辛くも“ドロー防衛”でTL残留 九電、激しいタックルで善戦も勝ち切れず~TL入替戦(2)

 TL入替戦(2)はレベスタの第2試合、コーラvs九電の九州ダービーについて。第1試合のドコモvs宗像戦に負けず劣らず、こちらも熱戦となった。この日、レベスタで2試合を観戦した人は興奮しっぱなしの計160分間だったのではないだろうか。レベスタは2019年W杯の会場にも選ばれていて、九州のチームは当地のラグビー人気を盛り上げる重責を担って…
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宗像サニックス、ドコモを下す 来季、TLへ復帰!~TL入替戦(1)

 1月30日、レベスタではTL入替戦の2試合がおこなわれた。J-SPORTSが入替戦を放映するのは初めて。過去には名勝負も繰り広げられており、接戦が予想されるカードに関しては来年以降も放映を続けてほしいものである。近年、入替戦で劇的な試合をしているといえばドコモの右に出るチームはいない。過去3度、花園で入替戦を観戦したが、ドコモの勝負強…
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「スポーツマン№1決定戦」の女性版ができないものだろうか

 たしか10年くらい前まで、TBS系の正月特番で「スポーツマン№1決定戦」というのがあった。尋常でない高さの跳び箱へ挑むなど、アスリートが数種目を競って成績をポイント換算し、総合優勝を決める番組。芸能人だけの大会もあったと記憶するが、その中で芸能人とアスリートの両部門に渡って活躍したのがケイン・コスギ(敬称略。以下も同じ)だった。この番…
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パナソニック、感涙の3連覇達成! 東芝、土壇場で1点差に迫るも及ばず~TL・Lカップ決勝

 26日、TLの最後を締めくくる順位決定トーナメント、LIXIL CUPの2試合がおこなわれた秩父宮は満員の観客でスタンドが埋まった。決勝、パナソニックvs東芝の観客数は2万4557人。1点差で薄氷の勝利を得て3連覇を達成したパナソニックのSH田中史朗が試合終了直後に仲間と抱き合ったとき、そしてインタビューでも涙を流したのは、優勝した喜…
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ヤマハ、逆転勝ちで3位 神戸は前半のリードを守れず~TL・Lカップ3位決定戦

 24日、秩父宮ではLIXIL CUPの最終節、3位決定戦と決勝の2カードがおこなわれた。第1試合の3位決定戦、神戸vsヤマハ戦の段階で2万2377人の大観衆。もっと大きなスタジアムが必要と思えるくらいの入りだった。しかし、関東地方にこれ以上の収容能力を持つのは味の素スタジアムや日産スタジアム、陸上トラックをあいだに挟む臨場感のないスタ…
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パナソニック、神戸に余裕たっぷりの完勝! ファイナル進出を決める~TL・Lカップ準決勝

 16日、花園でおこなわれたLIXIL CUPの準決勝は東芝がヤマハに勝利。決勝進出を決めた。準決勝のもう1つのカード、パナソニックvs神戸は同日、秩父宮での開催。よくよく考えると神戸はリーグ戦の最終戦、トヨタに勝っていればグループBを1位で通過し、キンチョウ、花園と2戦続けて地元で戦うことができた。でも、ヤマハの五郎丸歩を観たいと思っ…
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近鉄、猛追も及ばず キヤノン、前半のリードを生かす~TL・Lカップ第2節

 16日、秩父宮では順位決定トーナメント、LIXIL CUPの第2節、2試合がおこなわれた。1試合目の5~8位を決める山、キヤノンvs近鉄戦は1万34人、2試合目のパナソニックvs神戸戦は1万4451人と上々の入りだった。プレシーズンは別として、近鉄と神戸、関西のチームが今季、秩父宮へ初登場。ふだん直接見る機会の少ない選手のプレーを楽し…
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東海大仰星、桐蔭の攻撃に苦しむも好機を確実に制す 2年ぶり4度目の優勝~第95回全国高校ラグビー決勝

 11日、花園では第95回全国高校大会の決勝がおこなわれ、1万8200人もの観客が頂上の座を争う仰星と桐蔭、全身全霊を賭けた攻防に酔いしれた。J-SPORTSのゲスト解説には早稲田大学を本年度で卒業するジャパンのFB/WTB藤田憲和選手が準決勝から登場。観察力に優れているだけでなく感じたことをすぐ言葉に換えて表現することができるという、…
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前半同点も後半は帝京がエンジン全開 東海を下して7連覇を達成~大学選手権ファイナルステージ決勝

 10日、秩父宮で大学選手権・決勝がおこなわれた。前人未到の7連覇を目指す帝京と初優勝を狙う東海。このカードは6年前の決勝で1度、実現した。つまり帝京の連覇が始まった年に東海が戦っているわけだ。14×13、僅差で帝京が勝利したが、あのとき、僕は大学ラグビーの新時代到来を確信した。以後、帝京の隆盛に関してはもはや書くまでもないが、東海も帝…
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パナソニック、攻守に躍動して完勝 キヤノンは手も足も出ず~TL・Lカップ第1節(3)

 LIXIL CUP第1節のTV観戦記(3)はパナソニックvsキヤノン戦について。会場のニッパツ三ツ沢球技場は大勢のファンで賑わっていた。最終的に40点もの差が開くパナソニックの完勝に終わったけれども、パナソニックはどんなに大差になっても引き締まったゲームをやるという長所がある。以前、鈴鹿で織機戦を観たとき、リザーブ組の気迫溢れるプレー…
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東芝、勝負所でスクラムの強さを発揮 トヨタとのフィジカル対決に勝利~TL・Lカップ第1節(2)

 TLで僕がもっとも好きなカードは東芝vsトヨタの試合である。お互いに1歩も引かない構えでバチバチと当たり合う姿を見ているうち、内側からじわじわと火照ってくるような、官能を帯びた恍惚感がこみ上げてくる。スーパーラグビーで南アフリカ勢同士の1戦を好むのも同じ理由だ。前ジャパンHC、エディー・ジョーンズ氏が眠れないときは南アフリカの試合を観…
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神戸、近鉄との阪神ダービーに快勝! セミファイナルへ~TL・Lカップ第1節(1)

 順位決定トーナメントの第1節が9日、各地で開催された。上位8チームのトーナメントはスポンサーの冠がついてLIXIL CUPとしておこなわれる。瑞穂の第1試合で組まれていたのは、近鉄vs神戸の阪神ダービー。後半27分ごろだったか、神戸がブレイクダウンでオフザゲートの反則を犯したとき、すぐ目の前にいた近鉄応援団から「何すんんねん、何すんね…
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ハーフタイムのコーヒーブレイク(121)

 12月26日、超満員に膨れ上がった秩父宮でおこなわれたTL第7節のサントリーvs東芝の1戦でちょっとさわやかなシーンがあった。後半5分、敵陣奥でチャンスを迎えたサントリーの右FL佐々木隆道が右中間インゴールへ迫る。№8リーチ マイケルのタックルに倒された際、地面の上でノックオンしたという判定が下った。微妙な判定だった。直後、サントリー…
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大東、健闘も爽やかに散る 7連覇を目指す帝京が順当勝ち~大学選手権ファイナルステージ準決勝(2)

 大学選手権・準決勝のTV観戦記(1)の前文で、セカンドステージの第3戦、関大が法政を下した試合について触れた。例年、大学選手権に入ると関西のチームに地力強化を感じることが多い。今年でいえば同志社がその筆頭だと思うが、それほど注目度が高くなかった立命もいいチームに仕上がっていた。BKの連係がレギュラーシーズンよりもはるかに向上。相手を一…
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東海、選手起用ズバリ 明治を逆転で下して決勝へ~大学選手権ファイナルステージ準決勝(1)

 1月2日、秩父宮では大学選手権のファイナルステージ、準決勝の2試合がおこなわれた。今回記す第1試合の明治vs東海が1万474人、第2試合の帝京vs大東が1万8293人と大盛況。晴天に恵まれ、寒さも和らいだとあって絶好のラグビー観戦日和だった。  このTV観戦記の前文では、12月27日に組まれていたセカンドステージの第3戦の中から…
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近鉄、ベテランが真価を発揮 逆転勝ちで3位 NTTコムは敗れるも4位でLカップへ~TL第7節(3)

 26日、瑞穂では大一番が組まれていた。第2試合、近鉄vsNTTコムはグループAの4位以内を争うライバル同士の直接対決。どちらも負けられない1戦だった。当日、僕はノエスタへ出かけていた。結果を知らずに午後9時から近鉄vsNTTコム戦の初回放送を観ようという算段。結果を知らずに観ると、すでに運命が定まっているにもかかわらず、LIVE中継と…
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