テーマ:テレビ

アレが2メートルの世界――ワイドショー報道で遊ぶ

 サッカー日本代表の長友佑都(敬称略、以下も同じ)と女優、平愛梨の交際が明らかになった。長友は取材に対し、「大切な人だし『アモーレ』ですね。イタリア語で『愛する人』という意味です」とコメント。以来、メディアもサッカーファンも何かにつけて『アモーレ』を連発していて、この言葉が今年の流行語大賞にノミネートされるのはほぼ確実と思われる。流行度…
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ショーンK氏への興味

 月間お騒がせニュース大賞といった表彰があれば、3月はテレビのコメンテーター、タレントとして活躍していた、ショーンKことショーン・マクアードル川上氏の経歴詐称がトップ受賞するに違いない。米テンプル大の学位やハーバードビジネススクールのMBA取得、パリ第一大学への留学がすべて嘘で、経営コンサルタントとしての実体も怪しいという。また、本名は…
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虚実は編集次第

 石坂浩二(敬称略、以下も同じ)が、レギュラー出演しているテレビ東京系の人気番組、「開運!なんでも鑑定団」を降板するという話がスポーツ紙の芸能面を賑わせていた。  もう20年ばかり続く長寿番組なのに、我が家でこの番組にチャンネルが合い始めたのはここ2年くらいである。それまではまったく見たことがなかった。理由はたぶん、僕が前司会者、…
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BNV――バッドニュース・バイオレンス

 新聞の投稿欄に、「ニュース断ち」という雑誌記事に対する意見が掲載されていた。新聞やテレビは悪いニュースばかりを扱っていて、それらに接していると心身の不調を招くからニュースは見ないほうがいい――当の雑誌記事を読んでいないので詳細を語ることはできないが、投稿によればそうした内容の記事だったらしい。  投書主は「ニュース断ち」を批判し…
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サテン生地→「じゃりン子チエ」……………(しりとりエッセイ)

 1981年春、アニメ映画として劇場で公開され、同年秋からテレビアニメで放映された「じゃりン子チエ」は、約2年間のテレビ放映が終わったあとも、関西地区ではフィルムがすり切れるのではないかという頻度で再放送されていた。物語の舞台が大阪の西成ということもあり、当時、「じゃりン子チエ」をノンフィクションだと思い込んでいた子供もいたくらいである…
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「スポーツマン№1決定戦」の女性版ができないものだろうか

 たしか10年くらい前まで、TBS系の正月特番で「スポーツマン№1決定戦」というのがあった。尋常でない高さの跳び箱へ挑むなど、アスリートが数種目を競って成績をポイント換算し、総合優勝を決める番組。芸能人だけの大会もあったと記憶するが、その中で芸能人とアスリートの両部門に渡って活躍したのがケイン・コスギ(敬称略。以下も同じ)だった。この番…
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「となりのシムラ」~今どきの台本が志村けんを殺していたことへのモヤモヤ感について

 いささか古い話になるが、ご勘弁願いたい。昨年末、NHKで志村けん(以下敬称略)主演のコント番組、「となりのシムラ」が放映された。志村けんが他者の追随を許さない部分……それは艶笑コントだと僕は思っている。たとえば、電車で隣に座った可愛い女の子が居眠りして志村けんの肩に凭れかかってきたとする(これは「ドリフ大爆笑」のコントだったか)。女の…
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フーゾク→「9月1日」……………(しりとりエッセイ)

 9月1日。2学期の始業式の日である。当日の夕刊を開くと、たいてい、どこかの小学校の様子が街ダネ記事として掲載されている。そして、  「真っ黒に日焼けした子供たちが元気に登校し、久しぶりに顔を合わせた同級生と夏休みの出来事を声高に語り合った」  みたいな文章が書いてある。いかにもほのぼのとした、明るい筆致だが、ここからは、本…
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夜目遠目笠の内→「地上波」……………(しりとりエッセイ)

 地上波のテレビをほとんど観なくなった。理由はバラエティー番組が好きではないからだろう。低俗なだけなら、まだ許せる。この手の番組の多くに漂う他罰的な匂い、罵倒でもって笑いをとろうという姿勢が肌に合わない。チャンネルを合わせていてもすぐに「別にかまわないじゃないか」「もうちょっと寛大な心になれないものだろうか」といった思いが渦を巻いて、耐…
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ミーハー→「配役」……………(しりとりエッセイ)

 小説を読んでいて、その世界にどっぷりと浸かると僕は、映画やドラマにした場合、この役には誰が似合うだろうか、といったことを考える。村上春樹さんの「ノルウェイの森」あたりは、仲間内でさかんな議論をかわしたものである。僕は、主人公には当時の若手実力派俳優、緒形直人さんがぴったりだと主張していた。そんなこんなで盛り上がっている最中、友人がこう…
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谷原章介さん

 最近のテレビドラマは警察ものか医療ものばかり。そんな溜め息混じりの陰口が、ときどき聞かれる。しかし今年春に放映、警察のハイテク科学捜査班を描いた「ホワイトラボ」は面白かった。最近のトレンド、理系と警察が見事に合体しているとはいえ、僕はもともとサスペンスが好きなのだ。  ストーリーを堪能するだけでなく、最初はいささか不純な見方もし…
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「花子とアン」の村にも夜這いの風習があったはずなのだが

 先日、購入した「夜這いの民俗学・夜這いの性愛学」(赤松啓介著・ちくま学芸文庫)は面白い本だった。いずれ書評を記すつもりでいるが、夜這い民俗は大正末ぐらいまで殆ど全国的に残っていた、という記述を読んで脳裏に浮かんできたのは、NHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」であった。  吉高由里子さん演じる村岡はなの故郷は、甲府の田舎の村である…
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「社交界」と化したテレビ

 奥田英朗さんの痛快なるスポーツエッセイ集「延長戦に入りました」(幻冬舎文庫)の『日本の正月と駅伝中継高視聴率の秘密』に、箱根駅伝の視聴率が高い理由はみんな年末年始の特別番組に疲れているからだ、と書かれてあった。  言いえて妙である。襷をつないで走る、単純といえば単純な競技が、正月のテレビにあっては心休まるのだろう。湘南の海、箱根…
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うさぎ亭→「石立鉄男」……………(しりとりエッセイ)

 2007年に亡くなられた石立鉄男さんは、今の芸能界にまったくいないタイプの俳優だったと思う。正確には、時代の流れとともに、テレビドラマの世界は石立鉄男さんみたいなポジションを廃してしまった、というべきか。  僕がリアルタイムで石立さんを観たのは、1979年から1年間放映された「鉄道公安官」が最初である。同時期、「噂の刑事トミーと…
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ラブホテル→「ルポライター」……………(しりとりエッセイ)

 テレビのサスペンスドラマ、「浅見光彦シリーズ」が奇妙に好きである。奇妙に好き、と変な表現をするのは、地方で殺人事件に遭遇した浅見光彦が当初、容疑者扱いされ、警察庁刑事局長の弟であるとわかった途端、田舎警察の応対が手の平を返したように恭しくなるシーンを観るのが、サスペンスドラマの醍醐味、テレビの前で主人公になった気分で推理することよりも…
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気になるCM

 深田恭子さんのキュートな魅力が詰まったポカリスエットのCM。世界陸上の放送のときによく流れていたけれど、とりわけ関西人には不評なのではないかと思う。もちろん、深田恭子さんに文句のつけようなど、あろうはずがない。「あっ、深田恭子」で始まる男のナレーションが気になる。  「旗、まったく関係ないし」「鳩、もっと関係ないし」「焦…
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ねるとん&フィーリングカップル5対5……………(復刻エッセイ)

 7月25日付のサンケイスポーツ芸能面に  〈ABCテレビ「プロポーズ大作戦」の人気コーナー、フィーリングカップル5vs5世界進出〉  という見出しが躍っていた。番組の演出やスタジオのセットといったフォーマットを来春にも海外で販売する計画、とのこと。同じABC制作、現在も放映されている長寿番組「新婚さんいらっしゃい!」はすで…
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トレンディードラマ……………(復刻エッセイ)

 BSやCSの番組表は侮れない。あっと思う番組が再放送されていることがあって、懐かしいドラマを発見したときに予約録画をセットする。観る時間がなくてほったらかしになることもままあるのだが。  昨年の暮れ、「北の国から」がBSフジで放映されていた。僕は倉本聰さんの描く世界にあまりなじめなかった部類に入る。素麺やざるうどんが食べたいのに…
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愛しの『特捜最前線』……………(復刻エッセイ)

 先日、新聞に本郷功次郎さんの訃報が出ていた。本郷さんといえば、僕にとっては刑事ドラマ『特捜最前線』がすべてといっていい。“特命課”にいた面々では二谷英明さん、夏夕介さん、荒木しげるさん、大滝秀治さんがすでに鬼籍に入られている。そして、本郷さん。人の命はいつか尽きるとはいえ、子供のころから慣れ親しんだ著名人の訃報を聞くのは、やはり淋しい…
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野次→「Gメン75」……………(しりとりエッセイ)

 昔、日曜の朝、関西テレビでは子供向けのアニメが放映されていた。スポンサーは、洋菓子店のパルナス。子供のころ、パルナスのCMに恐怖心を抱いた人は少なくない。関西地区以外で育った人、ならびに当時まだ生まれていなかった若い人のために、動画を貼り付けておこう。  どうです? 映像と歌のメロディーがアンニュイで、子供向けアニメのC…
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匿名→「異形」……………(しりとりエッセイ)

 テレビの情報番組のコメンテーターたちは、ひと目見ただけでどんな役割を与えられているのかがすぐわかる――といった主旨のことが、以前、何かのきっかけでアクセスして読んだネットメディアのコラムに書いてあった。突拍子に変わった発言をするのは、女装した男であったり極端に太っているなど、異形の持ち主である、と。言われてみれば、たしかにそうだ。コメ…
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アメちゃん……………(復刻エッセイ)

 先日、新聞に、AKB48の皆さんが出演していたキャンディーのCMにクレームが殺到した、と出ていた。メンバー同士がキャンディーを口移ししていくシーンに、「子供が真似する」「不衛生」「品位に欠く」などという声が多く寄せられたそうな。  いかにもありきたりな指摘に、読んでいて力が抜けそうになった。まあ、僕は男だから、彼女たちがキャンデ…
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カミングアウト→「トレンディードラマ」……………(しりとりエッセイ)

 トレンディードラマ。もはや死語に近い単語である。約20年前、平成の初めごろ、20代の男女を主人公に据えた恋愛ドラマはトレンディードラマと総称されていた。現在もドラマの時間帯として知られ、「月9」と呼ばれるフジテレビ系月曜9時放映のドラマが、牽引者の役割を果たした。中学生や高校生は数年後の自分の姿を重ねて、あんなふうに毎日を過ごしたいと…
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島田紳助とテレビ

 8月24日、島田紳助・引退の報がトップニュースとして大々的に報じられた。雑誌「上方芸能」を主宰する木津川計さんが新聞の取材に答え、次のような内容のコメントを発しておられた。  「紳助の芸風は強者が弱者をいたぶる、暴力的な芸風。暴力団と親密に交際していたことが明らかになっても、やっぱりなあ、と納得する人が多いでしょう」  こ…
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自分はテレビにどんな悪影響を受けたのか、を考える……ブログネタ:テレビでよく見る番組は?

 10年ほど前のこと。馴染みの飲み屋で一杯やっていた。ほかのお客さんもいて、店内は活気に満ちている。酒場特有の喧騒の中、店のママさんが、  「なるほど……。それは正解かもしれない。ねえ、なぎささん」  と、ほかのお客さんとの会話から、そばにいた僕に話を振ってきた。ところが、僕はその会話をまったく聞いていなかった。  「…
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テレビショッピングに対する疑いの目

 テレビを観る際、番組内で語られることを本当であると盲目的なくらいに信じ込んでしまう人と、こんなのには裏があるに決まっている、と完全にすれっからしな視点で観る人との両極端に分かれるのではないか、という気がする。だから、いざヤラセ問題が発覚すると、前者は裏切られたという恨みつらみが爆発するし、後者は、やっぱりなという感じで半ば諦観しつつも…
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*「ねるとん」&「フィーリングカップル5対5」

 お見合いパーティー、あるいはカップリングパーティーを主催する業者の広告(スポーツ紙等にちょくちょく載っている)から、「ねるとんパーティー」の文字をとんと見かけなくなった。  「ねるとんパーティー」は往年の人気テレビ番組「ねるとん紅鯨団」に由来する。番組内における参加者は男女合わせて20人あまりだっただろうか。参加者は全員が素人の…
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*サンテレビへの愛着

 朝日新聞の夕刊、水曜日に「ますます勝手に関西遺産」という連載がある。よその地域にはない関西地方独特の名物を毎週紹介していくこの連載の5月12日付に取り上げられていたのは、神戸の独立UHF局、サンテレビの阪神戦完全中継。1969年の開局以来、サンテレビは甲子園のゲームを中心に意欲的な放送を続けている。その歴史、裏話を興味深く読ませてもら…
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まりさんの後釜は誰がいいのだろう?

 心のバランスを保つ方法として、ある本に、暴力、痛み、苦悩を娯楽とする魂の力を弱めるようなイメージから自分を守りましょう、といったことが書かれていた。そういう人やものを避ける。発信者自身はおもしろいと自画自賛していても、こちらがネガティブに受けとってしまうのなら、それは粗悪品だ。そういう結論に至って以降、必然的に、テレビのバラエティ番組…
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刷り込み……岡まゆみさん

 「サスペンスドラマ」と題したエッセイを以前書いた。あの手のドラマに散見される妙な部分にスポットを当てたのだが、最後を、役者さんの“顔”で犯人がわかってしまうのが不満だ、と締めくくっている。秋本奈緒美が事件に無関係のチョイ役で出るはずないやん。誰だってそう思いますよね?  先日、偶然にも女優、岡まゆみさんのオフィシャルブログを発見…
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